2019年11月20日
佐々岡監督考案の「砂浜トレーニング」
広島佐々岡監督考案の砂浜トレ「楽しく、きつくね」
11/20(水) 8:42配信
砂浜でチーム対抗リレー走を行う広島ナインを笑顔で鼓舞する佐々岡監督(右)
宮崎・日南の砂浜で広島佐々岡監督考案のスペシャル強化トレーニングが行われた。秋季キャンプ参加中の投手15人が日南海岸国定公園に集結し、約40メートルのダッシュを8本。その後3人ずつ5チームに分かれ、チーム対抗リレーを実施した。
約7メートル間の両端に箱を設置し、片方に入った5つのボールをもう片方に移し替えてスピードを競った。自身の現役時代に行い、2軍投手コーチ時代にも実施。指揮官は「瞬発や切り返しの部分を鍛えられる。キャンプも最後だし、楽しく、きつくね」と語った。
秋季キャンプは20日に最終日を迎える。
砂浜でのトレーニングは下半身の強化には効果てきめんではないかと思います。佐々岡監督が現役時代の時は日南の砂浜でダッシュなどをしていたのを思い出しましたが、再び砂浜でトレーニングをしているのを見ると、懐かしく感じました。特に投手陣は下半身のさらなる強化が求められる中で、日南名物坂道ダッシュも含めて、有意義なトレーニングを進めているなと思いました。来春のキャンプももちろん、佐々岡式トレーニングが行われます。
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2019年11月19日
會澤選手が広島凱旋!
【広島】会沢、広島凱旋 五輪で再びシャンパンを「ビールと違い酔っ払う」
11/19(火) 18:19配信
広島・会沢
広島の会沢翼捕手(31)が19日、マツダスタジアムを訪れ、マッサージを受けるなど体のメンテナンスを施した。10月26日以来となる本拠地。侍ジャパンの激闘を終えて2日を経た心境を“世界一捕手”が語った。
―久々のマツダスタジアム。
「湯布院(チーム主力組のリハビリキャンプ)に行けなかったので、風呂入りに来ました(笑い)」
―侍ジャパンで世界一。
「うれしかったですねえ。なかなかできる経験じゃないのでね」
―世界一の瞬間、空振り三振した打者のバットがマスクを直撃していたように見えたが。
「当たってたよ! でも、そんなの分からないくらいうれしかった」
―他球団の投手ともコミュニケーションを取った。
「いい経験になりました。(フル代表として)初めての国際大会になったんで、ホント中身の濃い1か月になりました」
―カープ勢が大活躍。
「ホントですよ。(カープ番記者が)全然来てくれなくて、(大会終了後に)ここ(広島)で簡単にカネもかけずに取材するというね(笑い)。でもホント、キク(菊池涼)も(鈴木)誠也もすごい活躍をしてくれました。同じチームだし、いい仲間ですよ」
―前哨戦を終えて来年は本番の東京五輪。
「一番は来シーズン、結果を残さないといけない。自チームでしっかりと成績を残さないと」
―東京でもう一度美酒を。
「あのシャンパンファイト、ビールかけと違ってすごく酔っ払う(笑い)。アレは経験しないと分かんない。シャンパンファイト、すごくいいモンだなと思いました」
―今後の予定は。
「ファン感(23日)まで何もない。とりあえず治療をしたい。体のケアをやっていけたら」
報知新聞社
會澤選手が広島に帰って来ました。侍ジャパンの扇の要としてしっかり活躍してくれましたね。若い投手陣を巧みにリードする姿には安心感がありました。バッティングも、チャンスメイクやポイントゲッターとしても頑張りました。ドリヨシ的には、會澤選手もプレミア12のベストナインに選ばれてもおかしくないと思っています。
今季国内FA権を取得しましたが、行使せず、カープに残留してくれました。そんな會澤選手に男気を感じたドリヨシであります。来年は東京オリンピックがありますが、會澤選手のリードで再び侍ジャパンを世界一に導いて欲しいと思います。
もしも菊池涼介選手のメジャー行きが決まったら?
もしも菊池涼介が去ったなら。広島のセカンドはどうなる?
11/19(火) 11:03配信
最も現実的なプランは……
羽月隆太郎。「ポスト菊池涼」のダークホースだ
広島の菊池涼介のポスティングによるメジャー挑戦の希望が、球団によって認められ、日本の誇る名セカンドは海の向こうを目指すことになった。今後、どのチームが手を挙げてくるかは注目だが、では、菊池涼が抜けた場合、カープのセカンドはどうなっていくのだろうか。球団は、ポスティングが成立しなかった場合は残留も受け入れる姿勢を見せているが、獲得へ名乗りを上げる可能性のあるチームもいくつかウワサされているだけに、対応は考えておかなくてはならないだろう。
菊池涼は誰もが知る卓越した守備力を誇り、近年は「二番・セカンド」として、ほとんどのゲームに出場してきた。そのため、彼が抜けた場合、公式戦でセカンドを守ったことがある選手も、二番を打ったことがある選手も数えるほどしかおらず、ほぼ白紙の状態から、「セカンド争奪戦」がスタートすると言っていい。佐々岡真司新監督は、まだ具体的なプランは出していないので、あくまで予測となるが、展望してみたい。
最も現実的なプランは、現在3人いるショートの中から誰かをセカンドに回す、というプランだろう。3人のショートとは、小園海斗、三好匠、そして、この夏に右ヒザ手術を受け、復活を目指す田中広輔だ。田中広はすでにノックを受けたり、少し走ったりは可能な状態になっており、順調にいけば来春キャンプから本格的な動きもできる見込みで、そうなれば来季のレギュラー争い参戦も可能だ。
その場合、長期的なチームづくりの視点だけからいえば、小園には次代のショートとしてさらに経験を積ませ、FAも遠くない田中広をセカンドに回して、同時に次代のセカンドを育てる、というのが理想的だが、今の時点で、小園に「ハイどうぞ」とショートを渡すのでは田中広のプライドが許すまいし、小園のためにもなるまい。田中広自身が「セカンドで出る」を選ぶなら別だが、ここは、どちらが勝つにせよ、まずショートで競争、その後どちらかがセカンドへ、という段階を踏むことは必要になってくるだろう。
その場合、まずは他の選手でのセカンド争いが生まれることになるが、そこで最初に考えられるのが三好だ。もともと守備力には定評があり、セカンドもこなせる。もちろん菊池涼と同等を求めるのは酷だが、最も守備力を低下させない選択だと言えよう。その場合、課題は昨年、打率.182に終わった打撃か。ただ、三好は決して「打力が弱い」という感じの打者ではなく、パンチ力もあり、むしろ1割台に終わるのが不思議なくらいの選手。打撃でどこまで力を発揮できるかが勝負になる。
同様に、打力を磨ければチャンスが生まれてくるのが、今季、セカンドの控えの1番手だった曽根海成だ。守備と走塁はレギュラーに置いてもおかしくないだけのものがあり、こちらも今季.200に終わった打率の上昇がカギだろう。この選手ももう少し打率が上がっても不思議ではないセンスはあると思うのだが……。打率さえ残せれば、足があるので二番にすっぽりハメられるのがプラス要素。ただ、ユーティリティー性が高く、ベンチに置いておいたほうが使い勝手のいい選手でもあるので、レギュラーを奪うためには、打力でよほど突き抜けなければならないだろう。
打力を見せ続けた選手が勝ち残るか
曽根に近いタイプで、面白い存在なのが、昨年ファームで規定打席未満ながら打率.300を記録した、来季高卒2年目の羽月隆太郎だ。秋から打率を急上昇させており、佐々岡新監督も注目している選手。今季、ファームで23盗塁している足も魅力だ。体が小さく、まだ線が細い感じも残るので、いきなりフルシーズンレギュラーで、というのは考えにくいが、この秋つかんだ打撃の好感触が一軍でも通じるようなら、一躍ダークホースとなろう。
そのほかには、この秋、セカンド挑戦を開始した堂林翔太もいる。初挑戦のポジションであるうえ、近年は打率も2割台前半という結果が続いているだけに、打撃にも守備にもハードルはあるが、何かきっかけさえつかめば一気にポテンシャルが花開く可能性も秘める。また、いざとなればベテランでムードメーカーでもある上本崇司が入る可能性もあるが、この場合も打力がどこまで発揮できるか、ということになるか。もしもここまで挙げた選手の打撃がいずれも芳しくない場合は小窪哲也の起用の可能性も。
こう考えてくると、多くの候補者の中で、春から打力を見せ続けた選手が勝ち残ってくる、という戦いになることが濃厚だろうか。攻撃力最優先で考えれば、サードの安部友裕をセカンドに回して、サードにメヒア、というオプションも考えられるが、外国人枠の関係で、野手を多く入れられないチーム事情があり、これは可能性が低いか。
実は、カープは昨年はショートも小園が打率.213で田中広が.193。まさか2人とも来季もこの成績だとは思われないが、レギュラーに打率2割そこそこの野手を2人抱えては優勝を狙うことはなかなか難しい。ポジション争いという意味にとどまらず、チーム全体のことを考えても、来季、セカンド、ショートに入る野手がどれだけ打てるかは、カープの浮沈のカギを握る重要なポイントになってくるだろう。
文=藤本泰祐 写真=BBM
週刊ベースボール
菊池涼介選手がメジャーに行った場合、カープの守備陣は、ライトの鈴木選手、キャッチャーの會澤選手が決まっている以外は、全部のポジションが白紙であるのは間違いないですね。本文はセカンドについて書かれてあるので、そのセカンドについてコメントすることにします。
ドリヨシとしてのセカンド候補の筆頭は小園選手かなと思います。本職はショートですが、田中選手が来季再びショートのポジションに入る可能性が高いので、対応力抜群の小園選手をセカンドに持ってくるのがベターかと…。ただ、田中選手の足の状態次第では、田中選手をサードに回して、小園選手をショートに、そしてセカンドに曽根選手か三好選手を起用する手もありますね。
本文にもありますが、今年ルーキーの羽月選手の名前も挙がっていますね。ドリヨシイチオシの選手です。今季ウエスタンリーグで打率3割を記録し、俊足を生かして23盗塁をマークしました。思い切ってこの羽月選手を抜擢するのも面白いと思います。
最終的には、打撃力の一番いい選手を起用すると思われます。あとはサードやショートのポジションとの絡みもありますから、一概にセカンドのポジションだけを見る訳にもいきませんね。
来春のキャンプは例年以上にポジション争いがし烈になりそうです。 しかし、菊池涼介選手がカープを去るかもしれない事に、まだ実感が湧かないドリヨシであります。
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2019年11月18日
野間選手、新打撃フォームに手応え!来季はブレイクの予感!?
広島・野間、秋季キャンプ2号 新打法に挑戦、効果てきめん
11/18(月) 11:52配信
広島・野間峻祥
「広島秋季キャンプ、紅白戦」(18日、天福球場)
広島・野間が今キャンプ2号を放った。白組の「1番・中堅」で先発出場。初回の1打席目は先発山口の前に二飛に倒れたが、三回1死に2番手高橋樹の変化球を捉え、右翼席へ突き刺した。今秋からバットを寝かすフォームに挑戦。新打法の効果はてきめんだ。
野間選手の打撃がかなりいいみたいですね。バットを寝かす打撃フォームに変えた事で、スイングの時バットのヘッドスピードが良くなって、相手ピッチャーの球威に負けなくなり、ライナー勢の鋭い当たりが増えてきたようです。野間選手の来季にかける思いはかなり強く、ある意味危機感を感じながら、この秋のキャンプに挑んでいたと思いますが、いい収穫になったのではないでしょうか。来春のキャンプ、オープン戦、公式戦と楽しみになってきました。