2019年05月01日
5回戦@甲子園 広島2−6阪神 四球連発に失策。打線も11安打で2得点の拙攻でいい所なく4連敗。
広島、2度目の4連敗で借金4 またも四球連発&守乱、野村5失点で初黒星
5/1(水) 17:56配信
広島・野村祐輔=甲子園(C)
KYODO NEWS IMAGES
○ 阪神 6 − 2 広島 ●
<5回戦・甲子園>
3カード連続の勝ち越しを決めた阪神は勝率5割に復帰。広島は逆転負けで今季2度目の4連敗を喫した。
広島は0−0の3回、この試合1番に入った野間が一死から左前打で出塁すると、続く菊池は左翼線を破る適時二塁打を放ち先制した。3番・バティスタも左翼線への適時二塁打で続き2点目。組み替えた打線が鮮やかな3連打を披露した。
しかし2点リードの4回、3回まで快調だった先発・野村が、一死からの3連続四球で満塁のピンチを招いた。5番・梅野の打球は三塁・安部が好捕。しかし、この間に三塁走者の生還を許し、ノーヒットで1点差に迫られた。
野村は5回も先頭打者を四球で歩かせると、続く8番・木浪の遊ゴロを田中広がこの試合2つ目となる失策。送りバントで一死二、三塁とされ、1番・近本には逆転となる2点適時打を中前へ運ばれた。2番・糸原にも4失点目となる適時二塁打を浴びると、二死後、4番・大山の不規則な回転がかかった打球を、今度は一塁・バティスタが後逸(記録は安打)。この回だけで4点を失った。
野村は6回の打席で代打を送られ、5回93球、3安打4四球5失点(自責点3)で降板。四球に失策が絡む悪循環で今季初黒星(2勝)を喫した。広島投手陣は3番手・中村1四球、4番手・矢崎2四球で計7四球。これで10四球を記録した4月29日のヤクルト戦(神宮)から、3試合連続の7四球となった。
打線は阪神の4安打を大きく上回る11安打を記録するも、4回以降はゼロ行進。投打が噛み合わず、令和初戦を白星で飾ることはできなかった。
BASEBALL KING
今日も自滅の試合で、勝ちを献上してしまいました。一体チームは何をやっているのか!
打線は3回表に、阪神先発の才木投手を攻めて、菊池涼介選手がレフト線にタイムリー2ベースを放ち、1−0とします。さらに、バティスタ選手がレフト線にタイムリー2ベースを放ち、2−0とします。
先発野村投手は立ち上がりから調子良く、低めに丁寧なピッチングで阪神打線を3回まで無失点に抑えていました。
しかし、4回裏、1アウトから3者連続四球を与え、満塁のピンチを招きます。そして、阪神梅野選手のサードゴロ(安部選手がファインプレー)の間に1点を失い、2−1となりました。
そして、運命の5回裏を迎えます。先頭の阪神マルテ選手に四球を与え1塁。続く木浪選手のショートゴロの当たり、併殺かと思われましたが、田中選手がファンブルして1、2塁。続く阪神代打北條選手が送りバントで2、3塁。続く近本選手がセンター前に2点タイムリーを放ち、2−3と逆転されました。4回はノーヒットで1点。この回はここまで1本のヒットで2点を献上した形になりました。さらに、1塁ランナーの近本選手が2塁へ盗塁。さらに3塁に盗塁と好き放題にやられてしまいます。そして阪神糸原選手にライト線にタイムリー2ベースを浴びて2−4。さらに大山選手にライト前にタイムリーを浴びて2−5とされました。阪神はこの回ヒット3本で4点を挙げるビッグイニングになりました。
野村投手は5回を投げて93球、3安打ながら4四球、味方の失策もあり5失点でした。3回までのピッチングと、4回、5回のピッチングは全く違ってました。
さらに、6回裏は2番手菊池保則投手が阪神マルテ選手に左中間スタンドへソロホームランを浴び、2−6とされました。
そのまま試合は終了。広島は今日も自滅した試合を展開し、4連敗になりました。8連勝した意味が次第になくなってきています。こんな試合をしているようでは、上位浮上の可能性はないのではないでしょうか。厳しいことを言うようですが、田中選手と松山選手はスタメンどころか、1軍ベンチにいる必要はないかかなと思います。2軍の元気のある選手と思い切って入れ替えていいと思います。新しい風を入れないと、この閉塞感からは抜け出せないと感じています。緒方監督の勇気ある決断を望みます。
明日の先発は大瀬良投手です。もう大瀬良投手に頼るしかありません。阪神は岩田投手です。意外とクセのあるピッチャーなので、打線は手こずるのではないかと思います。しかし、勝たないといけません。明日は絶対に落とせません。