2020年07月15日
5回戦@マツダ 広島1−12読売 投手陣崩壊。鈴木誠也選手のソロホームランも焼け石に水。
広島、ファンの前で本拠地2連敗…佐々岡監督が謝罪「失礼な試合」8四球
7/15(水) 22:44
配信
デイリースポーツ
6回、岡本(左)に2ランを浴びた島内
「広島1−12巨人」(15日、マツダスタジアム)
広島が本拠地で2連敗を喫した。マツダスタジアムでは14日から有観客となっており、佐々岡真司監督は「せっかくファンに入ってもらった中で失礼な試合をして申し訳ない」と話した。
先発したK・ジョンソンが5回5安打4四球5失点。踏ん張り所でことごとく失点し、3敗目を喫した。開幕から4試合連続未勝利は、来日6年目で初めてだ。
あとを受けた島内は2回4安打3四球6失点(自責5)。九回に登板した高橋樹も1回2安打1四球1失点だった。3投手で計8四球。そのうち6個が失点につながった。
指揮官は「こういう負け。投手を中心に守り勝つ野球をといっておきながら、そういう野球ができていない。四球が全部点に絡んでいる。そういうところでリズムが生まれない。もう1回、徹底させたい」と話した。
カープファンにとっては屈辱的な試合になりました。いいところがほとんどなかったですね。まるでカープの暗黒時代の試合を観ているようでした。
カープ先発のK・ジョンソン投手は立ち上がりから制球に苦しむ内容でした。ボールを思い通りにコントロール出来ない状態で、ジョンソン投手もかなりイライラしていたようです。
1回表、読売は先頭の北村選手がライト前ヒットで出塁。ランナーを2塁に進めた後、読売岡本選手のセンター前タイムリーであっさり先制されました。
3回表、読売はまたも先頭の北村選手にセンター前ヒットで出塁。続く坂本選手、ウィーラー選手に連続四球を与えてノーアウト満塁のピンチを背負いました。読売岡本選手のショートゴロ併殺の間に1点追加。さらに読売中島選手にレフト前タイムリーを浴びてこの回2失点でした。
さらに5回表には読売ウィーラー選手にストレートを捉えられ、右中間スタンドへ2ランを浴び0−5とリードを広げられました。
今日のK・ジョンソン投手は全く相手チームと勝負が出来ていませんでした。結局5回5安打5失点の内容でした。マツダスタジアムでの読売戦は通算8試合目で初黒星となり、開幕から登板4試合で勝ち星がありません。先発の柱を担うだけに、早く勝ち星をつけてあげたいですね。
今日はリリーフ陣もピリッとしませんでした。2番手の島内投手は6回、7回を投げて4安打3四球6失点。9回に登板した高橋樹也投手は2安打1四球1失点でした。まあ、こんなワンサイドゲームになると、相手打線を抑えるにはかなりのエネルギーが必要になりますから、リリーフ投手は今日の結果で全てを判断するのは怖いですね。8回に登板した一岡投手は読売打線を無失点に抑えました。一岡投手の復活はファンの誰もが待っているだけに、今日の結果は一歩前進と言っていいでしょう。
打線は読売先発の戸郷投手を攻略出来ませんでした。速いストレートを中心に、全ての球種でストライクが取れており、カープ打線を翻弄しました。前回東京ドームで対戦した時よりも状態は良かったと思いました。しかし、同じピッチャーに2試合続けて好投を許すとは…。首脳陣も対策を講じていかないといけません。今日の唯一の得点は、9回裏、読売3番手のビエイラ投手から鈴木誠也選手が左中間スタンドへソロホームランを放った1点のみでした。ドリヨシはこのホームランはきっと明日につながるものだと信じています。
明日は絶対に落とせない試合です。明日負けたらカープの今季のリーグ優勝は消滅するくらいの危機感を持って選手の皆さんはガチで頑張って欲しいです。明日のカープの先発は薮田投手です。とにかく頑張って…。読売の先発はメルセデス投手です。カープは苦手にしておらず、攻略可能と見ていますので、頑張って欲しいです。まずは明日1勝を!
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4回戦@マツダ 広島2−7読売 九里投手ゲームを作れず。守乱も絡み大敗。
広島完敗 ミス響き7失点重く…今季初鯉党の手拍子応援に応えられず
7/14(火) 22:02
配信
デイリースポーツ
今季本拠地初の有観客試合を白星で飾れず、最後の打者となりベンチへ引き揚げる鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
「広島2−7巨人」(14日、マツダスタジアム)
広島は完敗を喫し、連勝が2で止まった。先発の九里が5回4失点で今季初黒星となった。
エース菅野との投げ合いで、致命的な4失点を喫したのは三回。丸に適時打、岡本には低めの変化球をうまく拾われ、左翼ポール際へ6号3ランを運ばれた。
六回には遊撃手の田中広の失策からピンチを招き、パーラの適時打で1失点。さらにウィーラーの打球を田中広が後逸する2点適時失策で、0−7とされた。
この日、マツダスタジアムでは今季初となる有観客試合に約5000人のファンがスタンドに詰めかけた。手拍子での応援に応えたい打線は六回に好調の堂林が適時打を放ち、七回にはメヒアが2号ソロ。だが、ビハインドが重く、追いつけなかった。
今日の九里投手は相手が菅野投手であったので、気負ったのか、慎重になり過ぎたのか、九里投手らしくなかったです。
2回表は1アウト後、3連打をあびて、満塁の大ピンチを招きました。しかし、読売吉川選手をショートゴロ併殺に打ち取り、大ピンチを逃れました。
これで波に乗るかと思われたのですが、3回表に落とし穴がありました。先頭の読売菅野投手にストレートの四球を与えてしまいました。これは計算外ですね。この四球が今日の試合のポイントになりました。続く読売亀井選手は送りバントを決めて1アウト2塁。九里投手の暴投で3塁に進み、読売坂本選手が四球で1、3塁となり、続く読売丸選手が左中間へのタイムリー2ベースを放ち0−1と先制を許しました。続く読売岡本選手が技ありのバッティングでレフトポール際へ3ランを放ち、0−4と一気にリードされました。このイニングの先頭の読売菅野投手に四球を与えていなかったら展開は全然違っていたはずです。九里投手にスキがあったという事でしょう。
結局九里投手は5回95球を投げて6安打4失点と、ゲームを作る事が出来ませんでした。残念でなりません。
6回からは継投に入りましたが、6回表に登板したDJ・ジョンソン投手が捕まりました。先頭の読売大城選手のショートゴロの当たりを、田中広輔選手が1塁へ悪送球し、出塁を許しました。続く読売中島選手にヒットでつながれて1、3塁のピンチを招きました。続く読売パーラ選手にライト前タイムリーを浴びて0−5とされました。この1点は重くのしかかりました。さらに1アウト2、3塁とされ、続く代打読売ウィーラー選手のショートゴロの当たりを田中広輔選手が後逸し、2点タイムリーエラーとなり、0−7と、試合を決められてしまいました。DJ・ジョンソン投手は、田中広輔選手の2つのエラーという不運もありましたが、それでもピッチングが不安定ですね。しばらくは敗戦処理的なポジションでしょうか。
ポジれる点は、7回にケムナ投手、8回に島内投手が登板しましたが、威力あるストレートを投げ込んでいました。制球力がアップすれば、勝ちパターンでも起用出来る可能性があります。次回登板画楽しみです。
打線は読売先発菅野投手からの継投を打ち崩す事ができず、10安打しながら得点は堂林選手のタイムリーとメヒア選手のソロホームランの2点にとどまり、マツダスタジアムに詰めかけたファンにとってはフラストレーションがたまる内容でした。
切り替えて明日ですね。カープはK・ジョンソン投手です。なんとしても明日はジョンソン投手に今季初勝利をプレゼントしましょう!読売は戸郷投手です。打線の奮起を期待します。