塩町での学生大量下車から
一面の銀世界の中をディーゼルカーが
走っています。
車内はかなり暖めているので
ぬくぬくとした感じで車窓を
眺めながらの移動です。
途中駅では人の乗降がほとんどなく
備後庄原へ到着しました。
前回ここでは割と人影を
見かけたのですが、
今日はほとんど人がおらず
冬眠しているような感じでした。
備後西城を出るとしばらくで
終点の備後落合です。
木次線のレールが左下に見え始めて
9時21分に備後落合のホームへ
滑り込みました。
ここ備後落合は無人駅にもかかわらず
芸備線、木次線の乗換駅です。
芸備線に関しては、備後落合は
中間点になりますが、
通しで運行する列車が無く、
ここで乗り換えになります。
実際のところ、備後落合は
広島方面の芸備線と
新見方面の芸備線と
宍道方面の木次線が
それぞれ乗り入れているという感じでした。
すべての列車がディーゼルカーで
備後落合はそれぞれ乗換えのためだけに
時間を合わせているダイヤなので
ディーゼルカーがいなくなると
まったく違った駅になるのでしょうね。
その雰囲気も味わってみたい気はしますが、
数時間をここで過ごす勇気はなく、
今回も諦めます。
自分はこの間木次線に乗ったので、
今日は新見方面の芸備線に乗り換えます。
わずか1分の待ち時間での
乗換えですが、大きな駅では無いので
慌てることなく乗換えができました。
車内にはポツポツ人がいますが、
ボックス席を1人で占領できるくらいの
乗車数でした。
シートに座り、ゆっくりと寛ぐ体制を
整える前に列車は動き出していました。
本当に1分乗換えだったんですね(^^;
列車は真っ白に彩られた
木々のトンネルを走り出しました。
景色的には先ほどとちょっと違い
平野を走っていた芸備線から
森の中を走る芸備線へ様変わりしました。
おそらく山を越えて新見へ
向かうものと思われ
山がかなり深く、奥地へ入っていくので
遭難しそうな気がしました。
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