若さと勢いに圧倒されながら
先を目指すくらいと思っていたのですが・・・
その予想を裏切るかのように
学生はみんな反対側のホームへ向かっていきます。
ここから先へ進むのでなく
人が住んでいるのはやっぱり
都会に近い方、苫小牧方面なのですね。
ということは自分はこれから先
どういった所へ向かうのでしょうか。
静内駅内は小さいながらも新しくきれいで、
この辺りの観光案内が所狭しと貼られています。
そして売店ではお土産と飲み物が売っており、
ビールを購入して車内へ戻り、
先ほど苫小牧で買った駅弁とビールで
しばらくは寛いでいました。
静内は馬ばかりでお土産も
全てが馬に関するものといって良いくらいで
オレンジカードまで馬を題材にした物ばかりでした。
苫小牧方面行の対向列車が到着すると
乗客はほとんど降りずに
ホームにいた人たちが一斉になだれ込んでいました。
自分の乗っている列車とは
顔が違っている列車で
北海道だけでしか見ることのできない
列車ですね。
苫小牧方面のちょっとしたガヤガヤがおさまり
定刻16時40分になると
自分の乗った列車はやっと動き出しました。
外は薄暗くなってきており
人も少ないことから
寂しい雰囲気になってきます。
単線を丹念にゴトゴト走り、
途中本桐でまた行き違いのために停車しました。
しばらく停車するということで
改札を抜け散策してみるも
店は無く一緒に降りた2人の学生が
小道へ消えていくのを見送るだけでした。
ちなみに駅前の通りの先には
電気屋らしき店が1件だけ
姿を見せていました。
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