乗ることができませんでしたが、
くよくよしても仕方ないので
大沼駅周辺の散策へ移ることにしました。
大沼駅は大沼公園の隣の駅ですが、
小さく人もいない寂しい所です。
駅前には旅館らしき建物もありますが
今はひっそりとしています。
廃れてしまった町並みが広がっていました。
駅前からの道路も広く
大型車も駅付近まで
入り込めるようになっていますが、
全く通った形跡が無いくらい
今は田舎駅に降格してしまったのでしょう。
駅からちょっと歩くと
センターラインのある道路へ出ることができ、
コンビニでもあったら1杯と考えていましたが、
何も無く残念ながらブラブラするしか
ここでは方法がありませんでした。
駅へ戻る途中
何気なく上を見ると空一面に星が散らばっており、
都会では見ることのできない
プラネタリウムを間近に見ることができました。
何だか肌寒くなってきて
とても夏とは思えない夜に、
そそくさと駅へ戻ると
いつの間にか高校生が2人ほどいて
話をしていました。
向こうもこっちを見て
びっくりしていましたが
こっちはもっとびっくりしたんですよ。
さっきまで全く人のいなかった駅に
無意味に人がいたからです。
どうも列車に乗るのではなく
ただ話をするために来たようで
電気もついているし
ベンチもあるということから考えると
なかなか賢いと思いました。
ホームへ出ると、貨物列車が停車しています。
ディーゼル機関車がかなりの車両を
引っ張っているのでディーゼルも
だんだん進歩しているのが伺えます。
そしてその貨物列車の横を
【北斗】が通過していきました。
函館まであと少しということもあり
かなりのスピードで
ラストスパートという感じでした。
大沼で待っていると
ほぼ時刻表通りに1両編成の列車が到着し、
乗り込むと車内はほとんど人が乗っていないです。
函館までボックス席で
ゆったりと過ごすことができたのは
いうまでもありません。
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