彼らは、普通の人と比べてどんな世界を生きているのでしょうか。
普通の人は、他人と会話した時、自動的に共感性が働いてしまいます。
例えば、
「うちで飼ってた猫が死んじゃったんだ。」
と言われたとします。
普通の人は、何か大事なものを失ったという相手の感情に共感し、自分の心も痛みます。
そして、「それは辛かったね。」とか、「大丈夫?」とごく自然に声をかけることが出来ます。
しかし、自己愛性人格障害者の場合、まず「猫が死んだ?だからなんだというんだろう。」というように理性的に考えます。心は痛むことはありません。
そして、相手と自分の関係性により、相手にかける言葉も変えてくるのです。
もし、相手が自分より強かった場合、
「それは大変でしたね。さぞかし辛いでしょう。」
というような感じになるでしょう。自分の心も痛んでいるふりをします。そして人はそれに簡単に騙されます。本当に心が痛んでいるかなんて外からは分からないですから。
(自己愛性人格障害者にとって、自分以外の周囲の人間は騙されやすいバカみたいに見える事でしょう。)
しかし、相手が自分より弱かった場合は、
「だから何なんだ?仕事をサボる理由にはならないぞ。」とか、「猫が死んだくらいでメソメソするな。うっとおしい。」
というような感じになるでしょう。
共感性がないと、このように相手によってコロコロ言動が変わります。自分の心は痛まない、そして常に目の前にある勝負に勝とうとするためです。
自己愛性人格障害者の言動は一貫性がないのが多いのですが、これが原因なんですね。
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>彼は、責任転嫁、いきなりキレる、共感できないなど当てはまる部分が多かったのですが、ターゲット(私)を遠ざける事はありますか?
基本自己愛は短期決戦+責任を取らない、という傾向があります。
猛アタックと早く同棲したい、というのは短期決戦を表し、
いざ同棲となったら責任回避に回るというその特徴は自己愛に当てはまりますね。
>追いかけてジタバタするのかと思いましたが、何かあったら連絡してと言われましたが、あっさりと別れる事ができました。
それは以下の可能性が考えられますね。
@フーさんがターゲットにし難い人間だった。
Aフーさんがすがってくることを期待していた(責任回避)
Bほかにターゲット候補の女ができた。
特に、Aで彼に縋りついていくような人がターゲットになるようなタイプなので、フーさんはやはりターゲットにし難い人格の持ち主だったという事かもしれません。
自己愛は、長く一緒にいると徐々に毒を出してきます。
「同棲したら良くなるだろう」とか「結婚したら良くなるだろう」とか「子どもが生まれたら良くなるだろう」という期待は悉く裏切られると考えた方が良いです。
何しろ共感性が少なく、愛情を土台にした関係が結べないんです。
彼らが愛するのは自分自身だけです。
早めに離れられて良かったと思います。
「次いこう、次!」ですね。
別れた彼が自己愛だったのかと思い検索していたところこちらにたどり着きました。
彼は、責任転嫁、いきなりキレる、共感できないなど当てはまる部分が多かったのですが、ターゲット(私)を遠ざける事はありますか?
遠距離恋愛で彼からの猛アタックで付き合い、早く同棲したいと言われていたのですが、私が彼に対して愛情表現をしなかったり、同棲を躊躇していたのですが、私が折れていざ同棲しようとしたところ、彼は日時を曖昧にして明確にしなかったので嫌気が差して私から別れを告げました。
追いかけてジタバタするのかと思いましたが、何かあったら連絡してと言われましたが、あっさりと別れる事ができました。
自己愛ではなかったのでしょうか?
>ブログに書いてあることが、私が悩んでいる相手に当てはまることばかりで驚きました!
>そして、相手の心理状態も推測することが出来ました。
それは良かったです!
奴らに同情は無用です。
心理的にも物理的にも距離を置くのが一番ですよ!
過去も現在も自己愛の人に苦しめられていて、自己愛の人をどう理解し、対処したら良いのか悩んでいたときに、ネットを検索して、ばんまつりさんのブログを知りました。ブログに書いてあることが、私が悩んでいる相手に当てはまることばかりで驚きました!そして、相手の心理状態も推測することが出来ました。こちらのブログを読むことが出来て、本当に良かったです!感謝致しますm(__)m