ストレス要因や、それがもたらす感情に働きかけて、ストレスを除去したり緩和したりすることで、方法としては、@問題中心型コーピング(problem-focused coping)とA情動中心型コーピング(emotion-focused coping)に分けられるのだそうです。
@問題中心型コーピングは、ストレスの原因となる環境をどうにかしようとすることで、上司がストレスだったら配置換えを希望しましょうとか、夫婦関係がストレスなら離婚しましょう、みたいなことです。
A情動中心型コーピングは、ストレスがあった時のとらえ方をどうにかしようとすることで、好きなことをしたり、ストレスだと思っていたことへの考え方を変えましょう、みたいなことです。
ただ、A情動中心型コーピングの”好きなこと”というのは、数がいっぱいあればあるほど良いと言われています。もし数がすくなければ依存症になってしまうからです。
で、自己愛性人格障害者の場合どうなのかというと、彼らは情動中心型コーピングで好きなことをすることでストレスを解消しています。
そして、彼らの好きなこと、というのが"いじめ"なのです。
そしてそれにどっぷりはまっているため、依存症状態になっています。
彼らをじっくり観察していれば分かると思いますが、彼らも常にいじめをしているわけではありません。
ストレスがかかっていないときは、優しいときもあります。
でも、彼らは一旦ストレスを感じると、それを発散するために誰か(多くはターゲット)をいじめずにはいられないのです。
完全に、ジャイアンがのび太に言っている「むしゃくしゃしてたとこだ。一発殴らせろ」状態なんですね。
まぁ、そういう障害なので、相手を治そうと思わず逃げるのが勝ちなんですよ。
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