テレビドラマや映画、小説などに出てくる、自己愛性人格障害と思しき人についてみていきたいと思います。
今回は仮面ライダー555(ファイズ)に出てくる草加雅人です。
仮面ライダーカイザに変身する重要キャラです。
本来、悪(オルフェノク)を倒す正義の味方であり、仮面ライダー555(ファイズ)と共に戦う仲間なのですが、劇中の彼はどう見ても自己愛性人格障害で悪者です。
彼は、真理(ヒロイン)と巧(主人公で仮面ライダー555に変身する)と啓太郎と自分の4人で一緒に共同生活をしているのですが、自分がコントロールできない巧を追い出そうとします。
巧を陰湿に攻撃し、巧以外の人にはいい顔をします。
ちなみに真理ちゃんが好きで、ストーカーチックなこともします。
そんな草加君のモラハラっぽいセリフをいくつか取り上げていきたいと思います。
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・「知り合えてよかったよ、君と。君とは気が合いそうだ。」
→初対面でなれなれしいです。
相手に信用させようとします。
・「やぁ。君が今生きていられるのは…誰のおかげかなぁ?ま、分かってると思うけど改めて礼を言ってほしいな。きちんと…心をこめてね」
→巧(ターゲット)に恩をきせようとしています。
ターゲットと自分との間に上下関係を作ろうとします。
・「気をつけた方がいいな。奴は随分君のことを恨んでるみたいだからさ」
→巧の悪口を巧のいないところで言っています。巧とほかの人の人間関係を悪くしようとしています。
ターゲットの評判を落とそうとします。
・「おい、もう一度殴ってみなよ。ほら、どうした!」と巧を挑発し、殴られているところを真理と啓太郎に目撃させ、真理と啓太郎が巧に抗議しようとするのを「きっと、俺が気に触ることをしたんだろう」と言いながら止める。
→被害者ぶります。
本当は加害者なのに被害者を装い、ターゲットを悪者にします。
・「ああ、嘘じゃない。ひどい話さ。まさか真理までこんな目に遭わせるとは 」
→真理が重傷を負い、病院で意識不明で寝ているとき、見舞客に説明しています。重傷を負わせたのは巧ではないのですが、巧のせいにしています。
すぐばれる嘘をつきます。
・「いや、俺は君のためを思って言ってるんだ、君を守りたいから」
→君のため、と言いながら、真理を自分の思い通りにさせようとしています。
他人をコントロールしようとします。
・「俺は戦う相手のことを考えたりはしない。 俺は俺の強さを確認する為だけに戦ってるからな」
→巧には本性を現しているので、カイザとして戦う理由について本心を語っている部分です。
共感性がなく、勝ち負けにこだわります。
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モラハラと言うのはやはり言葉だけではわかりにくいものなので、実際に仮面ライダーで動いている草加君を見るとその陰湿さが伝わりやすいです。
巧を陥れるときに浮かべるニヤッとした表情とか、真理の行動をいちいち陰から見張っている姿とか色々な意味でゾクゾクします。
仮面ライダー555は、大人が見ても飽きないように人間関係ドラマも作りこんでいる作品らしいので、お勧めです。
↓主人公のたっくん(巧)。
↓ヒロインの真理ちゃん(丸顔ビッチ)。
↓仮面ライダーデルタ、ファイズ、カイザの珍しい3人そろった変身シーン。
仮面ライダー555はアマゾンのプライムビデオ会員なら無料で視聴することができます。
ちなみに、草加雅人を演じていた 村上幸平さんは現在、動物戦隊ジュウオウジャーで鳥男を演じているそうです。
普通にしているとカッコいい俳優さんです。
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この目です。でもこれは演技ですもんね。
やつら素でこの顔するんだよね・・・と思ったら、笑ってしまいました。