同情というには、人間らしい感情ですが、自己愛性人格障害者にとっては相手の心を支配する手段でしかありません。
そう、同情というのは恐ろしいものなのです。
例えば、子供がお友達(◯◯ちゃんとします)にぶたれたとします。
当然、親だったら◯◯ちゃんに注意をしたくなるでしょう。
でも、保育園の先生などから、「◯◯ちゃんはお母さんに毎日ぶたれているんです。だからそのストレスでお友達に当たってしまうんです。」と言われたらどうでしょう。
◯◯ちゃんに同情して、ぶたれて辛い思いをしている子供に「◯◯ちゃんも辛いことがあってそういうことをしたも。だから◯◯ちゃんに優しくしなさい。」などとと言いたくなってしまうのではないでしょうか。
これが同情の恐ろしいところなんです。
同じことをしていても、許してしまうんです。
自己愛性人格障害者はこの同情のシステムをよく理解しています。
感情ではなく、理性で理解しています。
だから、自分の都合が悪いことが起きた場合、周囲の同情を引こうとします。
わざと落ち込んで見せたり、涙を流して辛い自分をアピールします。
そうして許される、ということを繰り返し、自分に対する他人の許容範囲をどんどん広げていきます。
これもある種のマインドコントロールですね。
ターゲットに、自発的に自分を許させるようにするマインドコントロール。
そうして、自己愛性人格障害者は、ターゲットを自由自在に操るようになるんです。
ちなみに。
自己愛性人格障害者は、同情させますが、同情はしません。
しているように見えるのは他人の真似をしているだけです。
周囲の同情を引く人に嫉妬さえする。
それが自己愛性人格障害者。
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