そもそも彼らには勝ち負けに異常に執着するという特徴があります。
1対1の対人関係について、完全な勝利というのはどういうことを意味するでしょうか。
極端に言うと、一人は生き、一人は死んでいる状態なのではないでしょうか。
そうです。
最終的には自己愛性人格障害者は相手の死を望みます。
それも不幸な死です。
しかし、彼らはサイコパスではないので肉体的な死を望むわけではありません。
つまり、精神的な死を望みます。
間違っても相手の幸せなど望みません。
だから、自己愛性人格障害者に関わってしまった人はうつになったり酷い場合は自殺したりします。
たとえば会社で、上司が部下をうつに追い込んで休職させるなんていう話は良く聞きます。
でも、それが複数回あり、上司が全く反省する様子もなかった場合、それはもう自己愛性人格障害者による精神への傷害罪と言えると思います。
どうして肉体的な暴力は逮捕されるのに、精神的な暴力は罪に問われないのでしょう。
フランスではすでに労働法にモラハラについての規制が入っているそうです。
日本でも、そういうことを繰り返す人には、減給・降格・左遷・解雇・逮捕なんかの罰則があってもいいと思うんですけどね。
■補足
ただし、すべての自己愛性人格障害者がターゲットをうつになるまで追い込むわけではないです。
生かす殺さず捕食し続けるのを好むタイプもいます。
一日に食べる量が多い人と少ない人がいるようなものです。
ただ、人格障害と言うのは前頭葉が弱った場合ひどくなるので、老化で前頭葉が弱ったり、認知症になったりすると人格障害がひどくなることが多いそうです。
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