年末に親戚が亡くなり、その子供(私にとってはいとこ)と妹と一緒にお墓を探しています。
(私たち姉妹といとこは割と仲がよく、同じ県内に住んでいるのでお墓探しを名目に会って話をしているという部分も大きいです。)
今まで以下の3件に見学に行きました。
@A寺…いとこの家に一番近い寺。こじんまりとしている。駅から歩いて10分。
AB寺…いとこの家に2番目に近い寺。駅から歩いて10分。
BC霊園…いとこの家から一番遠いが駅徒歩5分。
で、今回思ったのは「お墓を探す場合、絶対に現地に見学に行った方がいい」ということです。
特にそれを実感したのはC霊園。ネットで見た通りのきれいな霊園だったのですが、駅徒歩5分が嘘っぱちでした。
「駅を降りたらすぐわかります」と書いてあったのですが、C霊園のある駅の周りがまるで迷路のような場所で、どっち方向に進めばC霊園があるのか分かりません。
そして、地図アプリを頼りにようやく「この道を進めばいいんだろう」と思って進み始めたところ長い登り坂が続いており、とてもじゃないけど5分でなんて行けません。
もうその時点で、どんなにC霊園が素晴らしいところでもここはないな、と思いました。
C霊園が候補から外れたので、残るはA寺とB寺ということになりました。
私はA寺がいとこの家から一番近くていいなと思ったのですが、妹が
「A寺はちょっと寂しい雰囲気があるので、B寺の方が良いのではないか」
と言い始めました。
確かに、A寺は質素な雰囲気ですが、B寺はお寺の建物も敷地内にある観音像なんかもゴージャスな感じがします。
私は寺に豪華さを求めるという考えがなかったのでびっくりしました。
(同じ姉妹でも価値観に違いがありますね。)
でも、仏教国であるタイやミャンマーの寺なんかは金ぴかだったり極彩色だったりします。
それには、「王朝の権威を表している」とか、「豪華にすることで異世界間を表しありがたみを増している」とか、「仏様の世界は金ぴかだということを表している」とか、「お寺はエンターテインメント施設だった」とか所説あるみたいです。
「豪華が正しい」とか「質素が正しい」とかそういうのはなく、お参りする人が故人が眠る場所として納得し弔うことができる場所であればいいってことでしょうね。
A寺もB寺も、お墓(樹木墓地)事態の値段はほぼ同じですし、いとこも妹の意見に賛成しているので、どうやらB寺になりそうです。
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