キハ58系急行型車両。
これはかなり良いですね。
座り心地はすこぶる快適で
シートも普通列車に比べると
明らかに質が良いです。
そしてボックス席には
ミニテーブルも用意されていて
急行列車らしく車内も
良いものでした。
各ボックス席に1人ずつが
座るような感じで
6時00分ジャスト、
広島のホームを離れ
三次に向け動き出しました。
真っ暗な中を車内の電灯が
線路脇を照らしながら進む
光景はこれはこれで良いものです。
そして、朝ということで
だんだんと空が白くなってきて
明るくなってくる変化も素晴らしいですね。
ただ、早朝の列車に限りますね。
なかなか実現が難しいからこそ、
余計に車窓の眺めが素晴らしいのかも
しれません。
外の雪がだんだん増えてきます。
山奥深くディーゼルカーが進んでいくため、
積もっている雪の高さが
明らかに多くなってきました。
山を登ってもいるので、
ディーゼルエンジンをガァーガァー
いわせながら進んでいると思うのですが、
キハ58系はデッキと部屋の間に
ドアがあり、車内がわりと
密封されているようで
あまりうるさくなかったです。
そのため、車内は寝入っている人が多く
静かな空気が流れています。
自分も昨日までの疲れが
取り切れていないので、
少しだけ寝ることにします。
目が覚めると驚いたことに
車内が満席になっています。
自分のボックス席にも
4人掛けておりラッシュの様相です。
どうやら三次まで仕事や通学に
使用する列車として毎日
多くの人を運んでいるようです。
始発列車とは思えない車内の様子に
多少戸惑りながら、揺られていました。
途中の駅では乗ってくるばかりで
降りていく人はほぼいません。
車内は駅に到着するたびに
混雑度を増し、やっと
終点の三次に到着しました。
時刻は7時53分でした。
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