昔から私たち姉妹をかわいがってくれて、美人で人の話をちゃんと聞き、理解力もある大好きな叔母です。
その叔母に、最近職場でモラハラにあって大変だったんだ〜と伝えたいと思ったんですが、「モラハラって何?具体的にどんなことをされたの?」と聞かれた場合、あぁうまく伝えられないな、と思ったんです。
モラハラというのは、されることは大体常識の範囲内だし、モラハラをしてくるような人は周囲からの評価は悪くない場合が多いので、(モラハラのターゲットになったことがある人は別として、)ターゲットになったことがない人はなぜ辛いか・どのくらい辛いかがわからないでしょう。
私がモラハラや自己愛性人格障害についてつらつら書いているこのブログだって、普通の人から見れば、被害妄想の強いちょっとアブないおばさんが書いているブログだと思われたって仕方ありません。(あれ?ひょっとして皆さんそう思ってました?)
でも、まだこんな風にネットで情報を得られる時代に生まれてよかったと思うのです。
これが、何も情報が得られない時代だったら、モラハラを受けていることにまず気づかないでしょう。
不幸にもターゲットに選ばれた人は、(精神的あるいは物理的に)死ぬまで自分を責め続けるしかないと思います。
だって、モラハラをしてくる人は周りからの評価は別に悪くないし、言っていることは常識の範囲内なのです。
ただでさえ自己評価の低いことが多いターゲットは、モラハラをしてくる人間がクソ野郎だという可能性は考えもせず、ひたすらクソ野郎のストレスのゴミ箱にされ続けてしまうと思うのです。
でも、モラハラをしてくるような奴はクソ野郎なんです。
根底にある人間性は刑務所に入るような犯罪者と同じです。
ただ、自分がよく思われたいために、不特定多数の人間に対して攻撃するのではなく、ターゲットを定めピンポイントで攻撃してくるんです。
でも、モラハラをされたことがない人に、それを説明しても
「そんな人いるわけないじゃない。」とか、
「あの人に限ってそんなことあるわけないじゃない。」とか、
「自分が悪いんじゃないの?」と言われる可能性があります。
なぜなら、普通人は他人の心の動きを自分の心を基準にして考えるからです。
だから、誰か一人をターゲットにしてあることないこと言いがかりをつけ、ストレスを発散する人がいることを理解できないのです。
また、モラハラ加害者も自分がしていることを理解できません。
モラハラはしようと思ってするわけではなく、あくまでも無意識にするものだからです。
世の中には酷いことする奴がいるもんだと思う傍らで、自分がしている行為はあくまでも正しく、ターゲットには責められるべき理由があると自分さえマインドコントロールしているんです。
あぁ、なんてややこしいんでしょう・・・。
なので、今回は叔母にモラハラを理解してもらうのはあきらめることにしました。今回というか、叔母には一生理解されないかもしれません。でも、それでいいと思うのです。叔母がモラハラなどということを経験せず、幸せな一生を送ってくれるのならそれはそれで私としても幸甚ですし。
その代わり、もし今モラハラを受けていて辛いという人がいたらもう自分を責めるのはやめ、さっさと逃げて下さいと声を大にして言いたいです。
モラハラ加害者の根底にある人間性は、刑務所に入るような犯罪者と同じものなんです。
普通に道を歩いていて殴られたような場合は、加害者は警察に捕まりますが、モラハラのような犯罪は逮捕されません。
精神的にズタボロにされ、歩けなくなる前にさっさと逃げて下さい。
ナウシカ的に言うと、「みんな 必ず助ける。私を 信じて荷を捨てなさい。」ですね。
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