たとえば、尼崎連続変死事件を起こした[加害者]が、[ターゲット]家族をバラバラにした方法と、モラハラ・DV加害者の、人を追い詰める方法にはかなり類似性があります。
尼崎連続変死事件の[加害者]が取った方法は以下のようなものです。
@初めはとても魅力的な人物であるかのように[ターゲット]に近づき、信頼関係を構築する。
初めはちょっと強気の大阪のおばちゃんのような感じだったらしいです。
ここで、[ターゲット]に対して信頼感を与えます。
場合によっては金銭的な援助も行います。
後に操作しやすいようにここで恩を売ったり弱みを握ったりします。
→モラハラ・DV加害者も最初はとても人当たりの良い人であることが多いです。
A[ターゲット]から、家族に対する不満を聞き出す。
どんな人だって、家族に対する不満の1つや2つはあるはず。
でもそれは深刻なことではなく、普通に生活する分には支障がない程度。
それを[加害者]は聞き出し、[ターゲット]は家族から不当な扱いを受けているというように思わせていきます。
また、[ターゲット]家族にも近づき、[ターゲット]に対する不満を聞き出していきます。
→モラハラ・DV加害者も被害者を自分の都合の良いように操作するために、自分だけを信用するようにマインド・コントロールしていきます。
B家族同士を争わせる。
[加害者]の目の前で、[ターゲット]の家族同士を争わせます。
お互いに不満があることをぶつけ合わせます。
ぶつけ合いを拒否したり、逆らったりすると手下に暴力を振るわせます。
また、精神的なぶつけ合いだけでなく、肉体的にも殴らせたりしていたようです。
[ターゲット]夫婦を離婚させることも多かったようです。
→モラハラ・DV加害者も、友人や家族から引きはがし、被害者を孤立させることが多いです。
C子供がいれば手なずけ、両親を批判させるようにする。
子供のほしいものをなんでも与えたり、甘やかし懐柔していきます。
いわば人質のようなものです。
また、両親の悪口を子供に吹き込み、やがて子供は両親に向かって悪口を言うようになります。
→モラハラ・DV加害者も、子供に被害者の悪口を言ったり、言わせたりすることが多いです。
また、子供を盾にとって離婚を拒否したりすることも多いです。
D監禁し、金銭を要求する。
監禁し、行動・思考の自由を奪っていきます。
給料を搾取したり、不動産などの名義を[加害者]に変更させたりします。
→モラハラ・DV加害者も、被害者の行動・思考の自由を奪います。自分のためだけにボロボロになることを強要します。
E搾取できるものがなくなったり、態度が生意気だったりすると殺害する。
態度が生意気だと、虐待死させます。
また、搾取できるものがなくなると、保険金目当てに殺害したりします。
→モラハラ・DV加害者も、被害者が精神的に病気になったり、ひどい場合は自殺したりします。
なぜ、精神的に病気になる、いわば魂の殺害のようなことをしてもモラハラ・DV加害者が何とも思わないかというと、以前も書きましたが、人だと思っていないからです。
人はおろか、モラハラ被害者は加害者の精神的なごみ箱です。
ごみ箱が壊れたって別に、新しいのを買えばいいだけですからね。
なお、尼崎連続変死事件を起こした加害者には、以下のような特徴があったそうです。
・強いものには弱い。
同じように[ターゲット]にしようとしたお嬢さんがいたのですが、彼女が本物の裏社会の方と親戚で、相当脅されたようです。
その時[加害者]は平謝りで許しを求めたのだそうです。
→モラハラ・DV加害者も、強い相手に勝とうとするのではなく、勝てる相手に勝とうとします。
・さみしがり屋
尼崎連続変死事件の[加害者]は、夜誰かと一緒に飲んでいるとき、その人が帰ろうとすると必死に引き留めていたそうです。一人になるのが苦手だったそうです。
また、監獄でも同じ房の収監者と手をつないで寝ようとしたりする幼児性があったようです。
→モラハラ・DV加害者も、幼児のままで成長が止まっているため、相手を困らせる=ほしいものが手に入る・思い通りになると思っています。
また、虚勢を張って頼りがいのある人物を装ってはいますが、基本的に甘えたがりです。
やり方は違えども、尼崎連続変死事件を起こした加害者と、モラハラ・DV加害者の根底に流れるのは同じものだと思います。
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