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【京アニ詳報】遺族呆然、青葉真司の嘘八百…「盗作」主張した3件のデタラメ、「妄想に支配されていた」主張が次々と検察に打ち破れた《京アニ女性監督の名前まで出して》」という記事を読みました。
自分の作品が京アニに盗作されたと思い込み、京アニに放火し36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件。
その被告の裁判が始まり、犯行動機などが次々と明らかになっています。
青葉被告が盗作されたと主張している3件のうち、2件は青葉被告が盗作されたと主張している小説を京アニに送る以前に作成された作品であり、残りの1件に至っては青葉被告のネタ帳に書かれたものがハッキングされたと主張しているそうです。
青葉被告、放火した時に自らも全身の93%に火傷を負い、予測死亡率も97.45%だったのだそうです。
治療した医療関係者の方たちも複雑な思いを抱えながら治療に臨んだという話ですが、私としては青葉被告の命が助かり、裁判で証言できるようになって本当に良かったと思います。
よく、犯罪を犯した人が死亡し、その犯行動機が良く分からないまま終わってしまう事件などありますが、それだと犯人はどんな問題があり、どのような経緯をたどって犯行に至ったかが分からなくなってしまうからです。
今回のように命が助かり色々と証言を得ることにより、今後同じような傾向の人がいた場合、その問題を早期に発見し、犯行に至るまでのどこかの時点でストップをかけられるかもしれません。
それにしても青葉被告。
かなりメタ認知が低い人物だということが分かります。
メタ認知とは
自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え評価した上で制御することです。 言葉にすると混乱してしまいそうになりますが、「認知を認知する」、あるいは「知っていることを知っている」ことを意味します。 さらには、それを行う心理的な能力をメタ認知能力といいます。
ということになるのですが、青葉被告の言動を見ていると自分のことを客観視できていないことが分かります。
青葉被告も、幼少期父親に虐待されたりと色々あったようですが、今後はメタ認知を高め、自分が犯した犯行がどんなにひどいものだったかきちんと認知し罪を償っていってほしいなと思います。
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