2021年02月28日
コロナでの後遺症は想像以上に過酷で深刻
私もコロナ感染症の第3波が収束しかけている中で気が緩んでいたと思った。
コロナでの倦怠感など大したことでないと思っていた。
その中で、コロナ患者を1000人以上を診察対応した医師の動画で
コロナでは後遺症が深刻な問題であり、風邪とはちがって重篤だということを知った。
一番多い症状が倦怠感だそうだが、この倦怠感が尋常でないという。
歯磨きで腕を動かしただけで疲れて腕が動かなくなったり、
風呂で髪を洗いドラーヤーで乾かす際にドライヤーが重くても持っていられなくなる
少しの買い物での運動でも次の日まで倦怠感が持続して寝ていないと回復しない
トイレまで歩いてゆくのがひどくなり、ベットの近くに簡易トイレをおかなければならないなど
後遺症が悪化すると信じられないような強い倦怠感のために生活に大きな支障がでるという。
少しの運動での倦怠感が一般の人が思うような軽いものとは大きく違い重篤だという。
しかもそのひどい倦怠感、味覚障害、嗅覚障害、気分の落ち込み、咳など様々な後遺症が6カ月の間に発症することが多く
コロナの初期症状が軽くても重くても関係なく後遺症がでうそうだ。
ホテル療養や退院しても、その後の対処で後遺症が治りにくくなることがしばしばあるそうだ。
コロナ感染後の数カ月やってはいけないこととして、
「激しい運動、体力を回復させる目的での毎日の散歩など」しばらくは運動は厳禁だそうだ。
体力を回復させようと無理に運動すると逆に症状がどんどん悪化してゆくそうだ。
したがって、コロナに感染して無症状または症状が軽くとも油断は禁物で
数カ月は安静に無理な運動はしないで体内での修復を待つことが重要だという。
医師いわく、政府はもっとコロナの後遺症に対して情報発信をすべきという。
しかし、政府はGOTOなどをやりたい立場であるから、そのような医師の警告など無視するだろう。
医師の話ではコロナの後遺症で日常生活に大きな支障をきたすようになったり、
仕事もできなくなり、失業する事例が増えているという。
会社でも6カ月を超える長期休暇をもらえない職場も多いと考えられ、
そのような場合は失業し、失業後も体力が元に戻らなければ、職業によっては以前の職業に戻れず
収入がなければ生きてゆけなくなることも考えられる。
コロナでの後遺症の倦怠感は尋常でなく、少しの運動でも疲れ果てて強い倦怠感に襲われ
次の日はほぼ寝ていないといけないという患者が大勢いるそうだ。
この例は私が知っている例だと肺気腫のような低肺の状態だ。
低肺患者は50m歩いただけで息切れして、動けなくなるのだ。
今まで元気だった若者でも同様の症状になるというから
65歳以上の高齢者がコロナに感染したら命が亡くなるのは理解できる。
コロナ感染者が収束傾向だからといって油断は禁物だ。