その意味は、風俗や習慣はその土地によって違うから、新しい土地に来たら、その土地の風俗や習慣に従うべきだということ。また、ある組織に属したときは、その組織の規律に従うべきだということですが、モラハラ職場環境を離れ、新しい職場で仕事をしている私は、しみじみとそれを実感しています。
本当、今まで常識だと思っていた事が、そのコミュニティを離れてみたら常識じゃなかった、もしくは非常識だった、なんて事が普通にあります。
そんな事を何度か経験していると、この世の世界というのは、不思議の国のアリスの世界と大して差がないのではないかと思います。
不思議の国のアリスの世界では、
あるコミュニティではウサギが人間のメイドを雇い、
あるコミュニティでは花が歌を歌い、
あるコミュニティでは毛虫がタバコを吸い、
あるコミュニティではキノコを食べると体の大きさが変わり、
あるコミュニティでは生まれなかった日のパーティを364日やっていたりします。
主人公のアリスも、所属するコミュニティによって、その演じる役割が変わってきます。
ウサギが人間のメイドを雇うコミュニティでは、ウサギに雇われるメイドに勘違いされたり、
花が歌を歌うコミュニティでは、花たちから「あなたは雑草だ」と意地悪を言われたり、
毛虫がタバコを吸うコミュニティでは、毛虫にタバコの煙を吹きかけられたり、
キノコを食べると体の大きさが変わるコミュニティでは、木よりも体が大きくなって鳥に蛇と勘違いされたり、
生まれなかった日のパーティを364日やっているコミュニティでは、頭がおかしいと言われたり。
そして、今モラハラのターゲットになって苦しんでいる人は、モラハラ加害者が属するコミュニティで、ターゲットの役割を演じさせられているのです。
つまり、モラハラ加害者が属するコミュニティを離れ、別のコミュニティに行けば、モラハラターゲット以外の別の役割を演じる事が出来るのです。
アリスが目を覚まして本来の自分の所属するコミュニティに戻ると、ただの歴史が嫌いで猫が好きな女の子であるのと同じです。
アリスはそこではメイドでもなければ雑草でもありません。
メイドや雑草であるのが嫌だったら、アリスのように目を覚まして、自分の居心地のいいコミュニティに行けば良いのです。
夫からモラハラを受けている場合は離婚したり、
会社でモラハラを受けている場合は(私のように)異動したり、転職したり、
親からモラハラを受けている場合は絶縁したり。
そんなに簡単じゃないと思いますか?
そう思ってる人がモラハラされるんですよ。
何しろ、モラハラ加害者は、こいつは逃げ場がない、逃げられないという人をターゲットにするわけですから。
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