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2021年08月06日

過去のいじめに対する謝罪

たまに、過去のいじめに対して謝罪してくるいじめ加害者がいます。

個人的には、謝罪を受け入れて許す必要はないと思っています。

いじめによる心の傷は目に見えないので分かりにくいですが想像以上に深いです。

例えば、「リアクションが面白いから」と言っていじめ加害者が被害者の右手人差し指を切り落としたとしましょう。

被害者は指がないことで、箸が持てなくなったり、鉛筆が持てなくなったり、ピアノやフルートなんかの楽器が弾けなくなったりしてその後の人生ずっと苦しみます。

指がないことでずっと苦労しているのに、その事件から大分経ってから「そういえば、あの時いじめてごめんね。」などと言われても許せるはずはないでしょう。

心の傷だって同じです。

いじめられたことのトラウマで対人恐怖症になったり、物事に積極的になれなくなったり、鬱になったりさんざん苦労したりしているのに、なんで加害者の謝罪一つで許す必要があるのでしょうか。

いじめをしていた加害者は、自分が過去に行った行為により自分何らかの影響があるのが怖いのです。

例え、いじめ被害者がおとなしく無害な人物であったとしても、被害者のことを知っている人が自分の評判を落としたり、自分に危害を加えるのが怖いので謝罪するのです。

加害者は往々にして「人からどう見られるか」をものすごく気にするような人たちですから。

そして謝罪を受け入れてもらえれば、彼らの中では因果応報もなくなり気持ち良く生きていけるのです。

何で被害者はこんなに苦労しているのに加害者を楽にしなければならないのでしょう。

加害者はその時その時で好きなことをしているだけで、被害者は何年も苦しんでいるのに。

という事で、私は加害者の謝罪を受け入れる必要はないと思っています。

自分の罪を背負ってその後の人生気分悪く生きていってほしいです。






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