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2016年09月06日

好きな人ほど痛みは伝わる

小林麻央さんがブログを再開されたようですね。

小林麻央さんは好きだったので、嬉しいです。

(海老蔵さんと結婚された時は本当にショックでした。)

そのブログの中で、お姉さんの麻耶さんと一緒に治療について説明を聞いた時に、お姉さんの麻耶さんのほうが怖がっていた、という事が書かれています。

大好きな妹の麻央さんが辛い思いをするというのは、お姉さんの麻耶さんも本当に辛いと思います。

人というのは、自分に近く好きな人ほど痛みに共感してしまうらしいのです。

例えば、ワタクシばんまつりが転んで骨折したとしましょう。

でも、「へー。大変だな。」くらいにしか思わないでしょ?

(私の事をよく思っていない人は、「ザマァ!」くらい思うかもしれません。何人か心当たりがあります。)

でも、例えば子供や配偶者や恋人、両親や友人が骨折したとしたらどうでしょう。

自分もとても辛くないですか?

自分が好きな人ほど、辛さの度合いはアップすると思います。

そのように、人というのは自分が好きな人ほど痛みに共感してしまうらしいのです。

そして、痛みというのは何も身体の痛みだけとは限りません。

例えば、私たちは誰かに仲間はずれにされたりすると、身体に痛みを与えられた時に活性化するのと同じ脳の領域(島皮質と前帯状皮質)が活性化されるらしいのです。

自分の好きな人が仲間はずれにされているのを見たら、自分も同じように心の痛みを感じてしまうのはそのせいなのですね。

だから、過保護の親っていうのは子供の為を思ってと言いながら、結局自分が痛い思いをしたくないから過保護になっているだけなんですね。

子供が感じる痛みに共感して、自分が辛くなるのが耐えられないんですよ。

そんな風に、人生に必要な痛みでさえ親に排除されてしまった子供は上手く人格形成ができないので、自分の思い通りにいかないとモンスター化してしまう大人になってしまうんですね。

そうならないためには、子供が感じる痛みを親も感じ、その痛みをどうやって処理すれば良いのか上手く子供を導いてあげる事が大事なのだそうですよ。

いわば、親の脳を借りながら子は育つわけですね。

子育てをではなくモンスター育てをしないためにも、子供の痛みを受け入れる事が出来るような心のゆとりを親も持っている事が大事なのではないかと思います。






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