「侮辱罪」の刑は、現在、30日未満の「拘留」または1万円未満の「科料」のみ。社会問題化する、インターネット上の誹謗中傷を取り締まるには、刑罰として「軽い」との指摘があった。このため、今回の改正では、1年以下の「懲役・禁錮」または30万円以下の「罰金」が加えられ、厳罰化されることになった。
侮辱罪の厳罰化、いいと思います。
昨日、たまたま侮辱罪成立について弁護士やネットの誹謗中傷の被害者の方たちが記者会見しているのをチラっと見たのですが、
・ネットでの誹謗中傷はパチンコ依存症やアルコール依存症と同じような中毒である
・加害者側にカウンセリングなどの治療が必要だという周知が必要
・被害者側の裁判などの費用負担が多い
・被害者は裁判を起こすために誹謗中傷の書き込みを何度も何度も見なければならない
・加害者は裁判で有罪になっても、一度も出廷しない人や、賠償金を支払わない人がいる
などを語ってらっしゃいました。
また、フジテレビの番組「テラスハウス」に出演したプロレスラーの木村花さんのお母様が出演されていたのですが、ネットでの誹謗中傷問題を話された後で、「原因となった番組を作成したフジテレビにも訴訟を起こす準備をしています」と仰っていました。
裁判ってやっぱりお金も時間もいっぱいかかるんでしょうね。
今後、法改正されることがあれば、被害者側の金銭的・精神的負担が軽減されるようなことが盛り込まれれば良いなと思います。
にほんブログ村
にほんブログ村