しかし、彼らは恐ろしい習性を持っているのです。
それは、「一度獲物だと思ったものに執着する」という習性です。
昔、ある村のとある家に熊が侵入して来ました。
熊はその家の主婦をくわえ、森の中に入っていきました。
村人たちが主婦を探しに森に入ると、そこには絶命し、変わり果てた姿となった主婦がいました。
村人たちは主婦の亡骸を村にもって帰り、故人を弔うために通夜を行いました。
しかし、そこに熊がまた現れ、主婦の亡骸が入った棺桶をひっくり返しました。
熊は村人たちに自分の獲物を取られたと思い、取り返しに来たのです。
幸い、出席者の一人が銃を持っており発砲して追い返しましたが、その後もこの熊はたびたびこの村を襲いにやってくるようになりました。
http://higuma1979.sakura.ne.jp/33jikenn2.html
"一度自分の獲物だと思ったものに執着する。"
怖いですね。
まるでストーカーのようです。
こんな話を読んだ数日後のある日、主人が手にしていた通販雑誌にガーデニング用の熊の置物が出ていました。
主人が、「こういう熊の置物を置くのもかわいいよね。」と言ったので、かわいい見かけに反して、いかに熊が恐ろしい動物かを主人に力説しました。
すると主人は、「熊ってサイコパスみたいだな。」と言った後、「哺乳類は頭がおかしい」とつぶやいていました。
哺乳類、というくくりは大胆ですが、確かに生物というのは頭がよくなってくるに従い、変な遺伝や習性を身に着けるものだな、と思います。
これも生存戦略として優れていたからそうなったんでしょうけどね。
そして、生物もこうなりたくてこうなったわけじゃないというところもあると思うんですよね。
進化というのは生物が選べるわけではないですから。
例えば、インドネシアに住むバビルサという動物の雄には立派な牙があるのですが、自分の牙が頭に刺さって死ぬことがあるそうです。
バビルサの雄すべてがこのような死を迎えるわけではないらしいですが、自分の牙が頭に刺さって死ぬ、というところが、なんだか比喩的な意味で人間も似たようなところがあるな、と感じました。
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>自己愛の元彼がストーカー化し、必死に逃げている最中の者です。
>職場を変えても携帯を変えても引越しても追いかけてくる元彼が
>もうこの熊そのものです!!
うげ。
本当熊っぽいですね…。
その執念を別の方向に向ければそこで大輪の花を咲かせられるかもしれないのに。
執念の無駄遣いですね。
>また遊びに来させてくださいね♪
はい!またぜひ遊びに来てくださいね!
いつもは読み逃げをしていたのですが
あまりにもハマってしまった記事だったので
コメントしちゃいました。
自己愛の元彼がストーカー化し、必死に逃げている最中の者です。
職場を変えても携帯を変えても引越しても追いかけてくる元彼が
もうこの熊そのものです!!
いつも勉強をさせて頂いています。
また遊びに来させてくださいね♪
>その友達は「いつかこのモミアゲが俺に刺さって死ぬ」って言ってましたが
ウケました(笑)
でも、モミアゲが刺さって死んだ人のお葬式出たくないなぁ。
遺影とか見て絶対笑っちゃいます…。
どうして誰も止めなかったんだろうって。
その友達は「いつかこのモミアゲが俺に刺さって死ぬ」って言ってましたが
彼はバビルサという動物の牙を自分のモミアゲに例えていたのかと、今わかりました(笑)