親が「子供をいい大学に行かせたい」と思い、家庭が子供を通した親の目標達成の場になってしまったら悲惨でしょうね。
本来、家庭というのはリラックスして過ごせる場所のはずです。
たわいない会話を楽しみ、悩みがあれば相談し、辛いことや苦しいことがあれば慰めてもらえる場所のはずです。
でも、「子供をいい大学に行かせたい」という目標達成の場になってしまえば、家庭での会話は学校の成績が中心となり、成績が下がれば親のダメ出しや塾のコマ数の追加、「山田さんちの花子ちゃんは模試で一番だったみたいだよ」的な他人と比較するような会話のオンパレード。
まるで自己肯定感をゴリゴリと削ってくるブラック企業みたいですね。
事実、学業を苦にしてメンタルを壊す子供も多いです。
ひどい場合自殺する子供もいます。(「小中高生の自殺が過去最多、学業や進路の悩みも 小児科医らの危機感」)
子供が将来楽に暮らせるためにいい大学に行かせたい、子供も将来親に感謝するはず、というのもあるかと思いますが、「そうじゃなきゃ生きている意味がない」と子供が思い込むほど追い詰めるのは違うと思います。
子供は幸せになるために生まれてくるものです。
その子がどうしたら一番幸せになるかを考えるのが親の役割だと思います。
安易に、「勉強していい大学に行けば幸せになる」というステレオタイプを盲信した子育ては親業をさぼっていると言えると思います。
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