「犯罪心理学者の夫に殺された妻が書き残していた「夫への怒り」」という記事を読みました。
この記事は、大学で犯罪心理学を研究していた准教授の被告が、少年鑑別所に勤める妻を刺殺した、という事件の裁判を取材したものです。
この被告、妄想性障害を発症していたんですね。
しかも、未だに娘に殺意を持っているということなので恐ろしいです。
でも、妄想性障害などは犯罪心理学を研究していれば当然知っていると思うんですけど、「自分は違う」と思ってしまうんでしょうね。
研究者でさえそうなのですから、いじめやパワハラ、DVなどのハラスメントの加害者なんかの認知がゆがんでるのも頷ける話です。
この被告も、周囲から「妄想を抱いているようには見えなかった」ということなので、人の心の異常性って本当に恐ろしいものだと思います。
なので、何らかのハラスメントの被害者は「誰に理解されなくてもいいから自分を守るために加害者から離れる」という行動も大事なのだと思います。
「私がこんなにひどい目に合っているのに誰も理解してくれない」というのはとても辛いものですが、周囲に理解され、加害者が罰されるのを待つよりもさっさと逃げた方が自分の身体的・精神的負担も少なくて良いと思います。
特に、自己愛性人格障害者は自分が被害者面をしながらハラスメントすることが多いのでさっさと逃げましょう。
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2022年06月10日
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