2018年10月04日
笑顔の外食100回
笑顔の外食100回
日田・玖珠の20障害者施設の利用者招き
日田・玖珠地域の20の障害者福祉施設利用者らに外食を楽しんでもらう「ののひるの会」が今月、100回目を迎え、節目を記念する感謝祭があった。2009年11月から月1回、日田市内のレストランで開催。延べ2千人以上が参加し、社会生活を学ぶ機会にもなっている。
発起人は市内で電気資材卸会社を営む長沢道夫さん(69)。創業30周年を機に「地域に恩返しがしたい」と思い立った。福祉に尽力した父伊太郎さんの遺志も背中を押した。
長沢さんが経営する市内庄手の「元気の駅」内の「旬彩ビュッフェ銀の鈴」で開催。嶋崎健二市議(67)、市内求来里(くぐり)の「神来の郷」の大下小弓理事長(67)が世話人として各施設に声掛けし、利用者、職員、ボランティアら20人を毎回招待。参加者数は今回で延べ2127人に達した。
感謝祭には、神来の郷の利用者らが参加。各施設から長沢さんに感謝状やメッセージ、記念品が贈られた。
長沢さんは「厳しい時もあったが、100回を迎えられた。食事会を明日への活力にしてほしい」とあいさつ。参加者はバイキング形式で総菜やデザートなどを皿に取り、和やかな時間を過ごした。
立花信一さん(68)=市内南元町=は「ここに来てみんなで食事をするのが一番。パワーをもらっている」と笑顔を見せた。
大下理事長は「回を重ね、障害者福祉に対する地域の理解が深まっている。利用者の満面の笑みを見ると、生きる糧になっていると思う」と感慨深げ。長沢さんは「お礼の手紙に言葉では言い表せない感激や感謝の気持ちがこもっていた。今後も頑張って続けたい」と話した。
※この記事は、9月24日大分合同新聞朝刊9ページに掲載されています。
日田・玖珠の20障害者施設の利用者招き
日田・玖珠地域の20の障害者福祉施設利用者らに外食を楽しんでもらう「ののひるの会」が今月、100回目を迎え、節目を記念する感謝祭があった。2009年11月から月1回、日田市内のレストランで開催。延べ2千人以上が参加し、社会生活を学ぶ機会にもなっている。
発起人は市内で電気資材卸会社を営む長沢道夫さん(69)。創業30周年を機に「地域に恩返しがしたい」と思い立った。福祉に尽力した父伊太郎さんの遺志も背中を押した。
長沢さんが経営する市内庄手の「元気の駅」内の「旬彩ビュッフェ銀の鈴」で開催。嶋崎健二市議(67)、市内求来里(くぐり)の「神来の郷」の大下小弓理事長(67)が世話人として各施設に声掛けし、利用者、職員、ボランティアら20人を毎回招待。参加者数は今回で延べ2127人に達した。
感謝祭には、神来の郷の利用者らが参加。各施設から長沢さんに感謝状やメッセージ、記念品が贈られた。
長沢さんは「厳しい時もあったが、100回を迎えられた。食事会を明日への活力にしてほしい」とあいさつ。参加者はバイキング形式で総菜やデザートなどを皿に取り、和やかな時間を過ごした。
立花信一さん(68)=市内南元町=は「ここに来てみんなで食事をするのが一番。パワーをもらっている」と笑顔を見せた。
大下理事長は「回を重ね、障害者福祉に対する地域の理解が深まっている。利用者の満面の笑みを見ると、生きる糧になっていると思う」と感慨深げ。長沢さんは「お礼の手紙に言葉では言い表せない感激や感謝の気持ちがこもっていた。今後も頑張って続けたい」と話した。
※この記事は、9月24日大分合同新聞朝刊9ページに掲載されています。