介護の専門性とは？

インフルエンザワクチン接種をするのに、女性利用者さんをクリニックに車椅子で、お連れしました。
クリニックでの会話
利用者さん「インフルエンザを打つのは始めて何ですよ。」
看護師さん「去年12月25日にインフルエンザ打っていますよ。」
私「良く覚えていますね。」
看護師さん「カルテに書いてあります。去年打つ時も始めてと言っていましたよ。もしかしたら、その時も始めてじゃなくて、何回も打っているのかも知れませんね。」
利用者さん「去年は、クリスマスに打ったんだ。ワクチンのプレゼントね。」
とボソッとおっしゃる。
何かほのぼのとしました。

買い物を頼まれて、牛乳1リットル位のもの。メーカーは何でも良いと言われて、スーパーに行く。
明治のおいしい牛乳、メーカー品ではない牛乳2商品がある。
メーカー品ではない牛乳は、1リットルで、147円と158円
明治のおいしい牛乳は、900ミリリットルで248円
さて悩む。
ここは、無難に明治のおいしい牛乳を買いました。
何でも良い商品は、悩む。
因みに、他の商品も頼まれましたが、他の商品は、メーカーや品を指定されたので、悩まず買えましたが、商品がどこにあるかは探しましたが、悩まず買えました。

男性利用者さんがおっしゃる。
いつものように買い物するものを聞いて、出掛けようとすると、何やらニヤニヤしながら、「気を付けていけよ。」と言われる。
何でニヤニヤしているのか？と考えながら私が「ミサイルですね。」と言うと、利用者さんが、俺の言おうとしていることを分かっているじゃないかと言わんばかりに、うなずきながら笑う。
これは、言葉に言えない何か？がある。

母方の祖母が「どんな人でも馬鹿にしたはいけない。馬鹿にして良い人なんていない。」
そんなことを私に言ってくれたのを思い出す。
人は、上とか下とか上下関係を作りたがるもの。
だからこそ、人間関係は難しい。
いつでも謙虚であり続けてほしいと。
どんな思いで言ってくれたのか？
人の想いというのは、本当に尊いものだと思う。