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村境の道切り(川越市笠幡)芳地戸のふせぎ [2022/06/12 22:10]
はやり病や悪霊などの侵入を防ぐために、村堺に縄を張ったり札を掲げたりする「道切り」という習慣。かつては日本各地で行われていましたが、いまではあまり見かけません。
今回はこの古き習慣が受け継がれている川越市笠幡を訪問しました。
<笠幡の道切り>
水路沿いの道に設置された道切りの札。辻切りなどとも呼ばれますが、ここでは「ふせぎ」と呼ばれています。「防ぎ」ということですね。
<ふせぎの札>
村を守っているふせぎの札。ここがかつての村堺なのでしょう。いわ..
土塁とフセギ(東松山市)高坂館跡 [2021/06/05 22:50]
土塁目当てに訪れた城跡でこんな光景と出会いました。
<堀切りとフセギ>
左手奥に土塁が見えています。そして斜面に刻まれた堀切り。右手前になにやらお札が掲げられていますね
<札のアップ>
フセギ?でしょうか
フセギとは、疫病や悪霊などの侵入を防ぐために、村堺などに縄を張ったり、札を掲げたりする習慣のこと。『道切り』または『辻切り』などとも呼ばれます。
ここは低地に面した台地の斜面です。右手の道路の向こう側は低湿地になっています。まさに..
村境の道切り 上尾市のフセギ(川の大じめ) [2021/04/04 21:31]
今回は上尾市の道切りのお話です。
道切りとは、疫病や悪霊が村に侵入するのを防ぐために、いわば結界をはるようなものですね。かつては日本各地で行われていた習慣のようですが、最近ではあまり見聞きすることがありません。以下は上尾市に道切りの習慣が伝承されている場所があると聞き及び、訪ねた時の記録です。
<道切り>
かなり重厚な縄が張られています。こちらではフセギと呼ばれているようです。
<草鞋>
馬のわらじと呼ばれる大きな草鞋がつるされています。いろんな..
集落の四隅を守る道切り 市川市国府台の辻切り [2021/02/11 22:20]
<国府台の道切り>みちきり
悪い病気や悪霊などの侵入を防ぐために、集落の出入り口に縄を張ったり、札を掲げたりする『道切り』という習慣。いまはあまり見かけませんが、かつては日本各地で行われていました。
■国府台の辻切り■こうのだいのつじきり
今回訪問した市川市国府台では『辻切り』と呼ばれています。『斬り』だと物騒ですね。『切り』です。念のため。
<藁の大蛇>
ここはかつての集落の入り口
ワラで作った大蛇が木に備え付けられています。首には木の札..
村境の道切り 清瀬市下宿のフセギ [2021/01/11 21:30]
今回は清瀬市の道切りのお話です。
<清瀬市の道切り>
ここはかつての村の入り口です
■道切り■みちきり
はやり病や悪霊などが入ってこないように、村の出入り口に縄を張ったり、札を掲げたりする『道切り』という習慣。いまはあまり見かけませんが、かつては日本各地で行われていました。呼び方は場所によって異なり『辻切り』という呼び名もよく耳にします。
■清瀬市下宿のふせぎ■
今回訪問した場所では『ふせぎ』と呼ばれていました。
<ふせぎ>
ここは清瀬市下..
道切りに込められた思い(蓮田市)伊豆島の大蛇 [2020/12/31 07:11]
日本に古くからある「道切り(みちきり)」という習慣をご存じでしょうか?はやり病や悪霊などが入ってこないように、村の出入り口に縄を張ったり、札を掲げたりする習慣です。「辻切り」などとも呼ばれます。適切な解釈かどうかわかりませんが、いわば『結界をはる』のと同じと思われます。
数年前の話になりますが、この『道切り』の習慣をいまに受け継いでいるところがあると聞き、埼玉県蓮田市に足を運んだことがあります。以下はその時に撮影した画像です。
<蓮田の道切り>みちきり
ここ..
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