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真田の里の総鎮守(沼田市)沼田榛名神社 [2024/10/14 20:45]
沼田城を訪問した帰りに、沼田の榛名神社にお邪魔させて頂きました。 <榛名神社鳥居> 創建 1529年(享禄二年)。沼田城の支配者は何度も入れ替わりましたが、榛名神社は代々の城主が崇敬した沼田の総鎮守です。特に真田氏とゆかりは深く、1615年(元和元年)に真田信之が社殿を改築したと伝わります。本殿扉には真田六文銭が描かれています。 実は… 過去に一度参拝しているし、この日は沼田市内と坂道を歩き続けて疲れていたので、榛名神社にはお邪魔しないつもりでした。ところが駅..
真田信之正室・小松姫のお墓(沼田市)正覚寺 [2024/10/13 22:00]
沼田市にある小松姫墓所を訪ねました。 <小松姫墓所>こまつひめ こちらです。沼田市の重要文化財に指定されています。周囲の墓石には少しだけ画像に手を加えさせて頂きました。 徳川四天王に名を連ねる本多忠勝の長女・小松姫は、その当時の政治的な理由を背景に真田家に嫁ぎました。相手は真田昌幸の長男・真田信幸(のちに信之に改名)でした。 小松姫は本多家からではなく、一旦徳川家の養女となってから、真田家に嫁いでいます。つまり徳川家からの嫁入りです。一方、真田信幸には既に..
真田の城 上州沼田城 [2024/10/05 20:50]
つわものどもが夢の跡 真田の城として知られる沼田城を訪問しました。 <沼田公園の鐘楼>しょうろう 沼田公園のシンボルとなったてる鐘楼です。かなり以前に訪問した時も真夏でした。まったく同じ景色です。土地の有力者である沼田氏築城から始まる城は、やがて関東の覇権を巡る軍事上の重要拠点となりました。 <沼田公園入口> 沼田城跡はかつての本丸・二の丸を中心に、周辺の曲輪の一部も含めて公園として整備されています。こちらは公園のメインケートです。冠木門風の門には「..
関東唯一の五層天守(沼田城) [2024/10/04 21:40]
<真田時代の沼田城> 沼田城本丸跡に設置されている説明板です。真田家五代で91年間続いた沼田城の姿です。ひときわ高い位置に描かれた天守の姿が目をひきます。 あくまで個人的にですが、沼田城の天守については長らく懐疑的でした。しかし最近の沼田市教育委員会による発掘調査では、天守の柱を支えていたとみられる礎石や、大きな石を抜き取った痕跡などが見つかっています。 <利根英霊殿> こちらは沼田城本丸跡の利根英霊殿。利根沼田地区出身の戦没者が祀られています。奥が高..
城址公園のシンボル(沼田城)真田信吉が思いを込めた城鐘のなごり [2024/09/28 21:50]
<沼田公園の鐘楼>しょうろう いまや沼田城跡のシンボルとなったてる鐘楼。鐘の始まりは、沼田城主が真田信吉の時でした。 信吉は真田信之の長男です。父である信之が祖父・昌幸から沼田を任されたように、信吉も父から沼田の統治を任されました。領内の安泰を祈願して、城鐘を鋳造させたそうです。父同様、領民思いの城主だったようです。 信吉亡きあとの話になりますが、真田家による沼田統治は五代91年で幕引きとなります。終焉を迎えるにあたり、沼田城は徹底的に取り壊されました。信吉..
発掘調査後の本丸堀跡(沼田城)公園のテニスコートそのものは堀跡ではなかった [2024/09/27 21:50]
再訪した沼田城跡で、本丸堀の勉強をさせて頂きました。 <沼田城本丸堀跡> 発掘調査後の沼田城本丸堀跡です。 <沼田城本丸発掘調査説明板> こちらは調査に関する説明板です。左下の図解が分かり安い。これによれば、現存の石垣は堀底から約1m50pですが、もともとは6mくらいだったようです。石垣の更に上に塀を設けていたとすると、かなりの高さになります。また石垣の裏側に積まれる小石などは、堀底から約3mのところまで確認できたとのこと。沼田城につぎ込まれた技術を知る貴..

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