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2024年01月06日

高岡大仏(高岡市)人をひきつける大きな阿弥陀如来坐像

今回は富山県高岡市の大仏をご紹介します。

<高岡大仏>たかおかだいぶつ
Great-Buddha-Takaoka.JPG
奈良の大仏(東大寺)と鎌倉大仏(高徳院)と並ぶ日本三大仏の一つら数えられています。細かいことを言うと、奈良と鎌倉は別格として、三つ目の大仏には複数の候補があります。ここ高岡の大仏もそのひとつということになります。

高さは台座を含めて約16m。重量は65t。 初代と二代目は木造大仏でしたがそれぞれ焼失し、現在の青銅製の大仏で3代目になります(1933年)。銅器の街と呼ばれる高岡市に相応しい姿ですね。

<大佛寺>だいぶつじ
Takaoka-Daibutsu-Toyama.JPG
場所は大佛寺境内です。阿弥陀如来を本尊とする浄土宗のお寺です。

ところで
高岡大仏は「日本一イケメンな大仏」とも言われています。

<イケメン>
Handsome-Daibutsu.JPG
イケメンの基準がよく分かりませんが、それくらい見る人が親しみやすさを感じるということなのでしょう。地元職人の銅器製造技術、そして地元民大勢の思い入れが凝縮されたお姿です。

<文化財>
Great-Buddha-Takaoka-Takaoka-Toyama.JPG
銅造阿弥陀如来坐像として高岡市指定有形文化財に指定されています。

生きとし生けるものすべてに、永遠の幸福と繁栄をもたらす仏様です。ずっと高岡市民を見守っています。

■訪問:高岡大仏
(鳳徳山大佛寺)
[富山県高岡市大手町]11-29


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■参考
・Wikipedia:2024/1/6
・とやま観光ナビ
「高岡大仏」

https://www.info-toyama.com/attractions/21108

2017年04月02日

廃城巡りのきっかけ(佐和山城)

城といえば普通は石垣や天守閣が立派な城をイメージしますよね?
私も以前はそうでした。少し前の話になりますが、観光で訪れた滋賀県で、ついでに見て回った二つの城があまりにも対照的なことに衝撃を受け、廃城を意識するようになりました。この頃はまだ城好きとまでは言えず、ただの戦国武将好きといった感じだったような気がします。じわりじわりと興味が積み重なり、気が付くとぷらぷらと廃城を訪問するようになっていました。似た感覚をお持ちの方にこのブログを見てもらえることを期待して、その時の訪問を投稿させて頂きます。

佐和山城跡
hinone SAWAYAMA.jpg
石田三成の居城です。大手門跡から登山道を撮影しました。右手前の山が三ノ丸、その奥が二ノ丸、中央が本丸です。標高2百m強の山を利用した立派な城だったと思われます。当時の内堀や外堀の痕跡は、現在使われている農業用水路に見ることができます。


佐和山
hikoneshi (2).png
実際に登ってみました。草木が生い茂り、「猿に注意」の看板と城であった僅かな痕跡が確認できるのみでした。現在は私有地とのこと。井伊直政が石田三成に代わってこの城に入りましたが、長年の過労と関ヶ原で受けた傷が原因で、その2年後に他界。当時の民衆の間には、佐和山には三成の亡霊が彷徨っているという噂が広まりました。これを聞き、家康は佐和山城を徹底的に破壊したそうです

彦根城
hikoneshi (1).png
同じ駅の反対側は、ひこにゃんで有名な彦根城。天守閣は国宝。流石に立派です。天守からは琵琶湖が、そして石田三成の居城があった佐和山もよく見えます。

天守から見た琵琶湖
hikoneshi (3).png
※全体として画像が悪くて申し訳ありません。この頃は城巡りをしているという意識もあまりなく、カメラも持たないでぷらっと訪問し、当時の携帯カメラで撮影しました。

勝者の銅像
hikoneshi (4).png
彦根駅前には徳川四天王の一人、井伊直政の姿。石田三成も好きですが、この方も好きな武将の一人です。
直政は関ヶ原で勝利した後、近江18万石を与えられ、石田三成の居城だった佐和山城に入城しました。「三成に過ぎたるもの」と称されるほど立派な城でしたが、直政はこれを嫌い、新たな城を築くことを決めます。しかし彦根城が完成した時、直政は既にこの世を去っていました。


結果としてですが、私は敗軍の将となった石田三成の居城「佐和山城」と、徳川四天王に名を連ねた井伊直政ゆかりの「彦根城」を訪ねることになりました。この時の思いが種となって、今の城跡巡りにつながったような気がします。



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