<妻沼聖天山>めぬましょうでんざん
聖天堂が国宝に指定されている熊谷市の妻沼聖天山を訪問しました。
■ 現地訪問 ■
<妻沼聖天前>
現地到着。私は熊谷駅からバスを利用。所要時間は約30分でした。
<正面>
ここですね。以前から存在は知っていましたが、なかなか訪れる機会にめぐまれず初訪問です。妻沼聖天山は、東京の待乳山聖天、奈良の生駒聖天と並ぶ日本三大聖天のひとつとされています。
<貴惣門>きそうもん
最初の山門です。国指定重要文化財です。
<境内>
貴惣門を通り抜けて撮影。境内はかなり広いですね。右手に銅像が見えました。
<斎藤実盛像>さいとうさねもり
この地を本拠とした武将・齋藤実盛です。妻沼聖天山は実盛が大聖歓喜天を祀る聖天宮を建立したことに始まります。
<四脚門>
2つめの門です。
<仁王門>
こちらは3つめの門です。ここをくぐればいよいよ本殿です。
<歓喜院>かんぎいん
一般的には妻沼聖天山と呼ばれていますが、正式名は歓喜院。高野山真言宗の寺院です。
<歓喜院拝殿>
まずは拝殿。ここから奥へ向かってに中殿・奥殿と続きます
<歓喜院奥殿>
いよいよ奥殿。ここからの拝観は有料になります(700円:2024年5月現在)
<聖天堂>
彫刻で埋め尽くされた奥殿。圧巻です。現在の聖天堂(本殿)は、享保から宝暦年間(18世紀半ば)にかけて再建されたものです。
<壮厳の聖天堂>
まるで日光東照宮のようです。
<聖天堂の彫刻>
日光東照宮から約百年後の技術が注ぎ込まれた装飾建築です。
18世紀半ばの建築物ですが、国宝に指定されたのは平成になってからです。平成の大修理の過程で明らかになった高度な技術が高く評価され、国宝指定となったそうです(平成24年)。言い換えると、大修理がなければ、むかしの職人たちの高度な技術が世に広まることもなかったわけですね。
実物を肌で感じられて、満足な訪問となりました。
■訪問:妻沼聖天山(歓喜院)
[埼玉県熊谷市妻沼]1627
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■参考及び出典
・Wikipedia:2024/5/31
・熊谷市HP
熊谷のみどころ>妻沼聖天山
https://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/midokoro/menumasyoudenzan/index.html
2024年05月31日
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