アフィリエイト広告を利用しています

2024年10月20日

忍城の城下町を歩いてみた(行田市)

<埼玉県行田市>
Gyoda-Urbanarea.JPG
忍城訪問のついでに、城下町のなごりを求めて市街地を散策してみました。

<高札場跡>こうさつば
Kosatsuba-Edoperiod.JPG
こちらは高札場跡です。人目のひくような場所に設置されるのですから、城下のなかでも多くの人の行き交う場所だったのでしょう。場所は現在の武蔵野銀行行田支店です。

<武蔵野銀行行田支店>
Musashino-Bank-Gyoda-Branch.JPG
高札場跡碑が設置されている武蔵野銀行行田支店は、かなり歴史のある建物です。もともとは忍貯金銀行の店舗で、昭和初期の竣工とのこと。忍城の城下町として発展した行田が、そのまま明治・大正・昭和と繁栄したことが伝わってきますね。行田の繁栄を資金面から支えた地元銀行の建物は、いまでは国登録有形文化財となっています。

<本陣跡>
Oshijuku-Honjin-Ato.JPG
忍城の城下町は街道の宿場という役割も担っていました。

<通り沿い>
Informationboard-Similartokosatsuba.JPG
現在の通りのあちらこちらに高札場風の説明板が設置されています。

Information-Board-Kaihime.JPG
こちらには行田にまつわる話が紹介されています。説明板ごとに掲載内容は異なりますが、やはり忍城ゆかりの話が多いですね。ここには忍城主の娘・甲斐姫の話が紹介されていました。

Information-Board-Gyoda.JPG
こちらのタイトルは「浮き城のまち・行田」です

Information-Board-Oshicastlelord.JPG
この説明板のおかげで、忍城は老中排出数1だということを知りました。江戸から近いこともあり、幕府から信用されている人しか忍城の城主は務まりません。譜代大名や親藩の居城です。江戸時代のエリートコースだったということですね。

Information-Board-Tabi-Industry.JPG
特産品の足袋にまつわる説明板もあります。

行田は江戸後期から足袋の生産が盛んとなり、繁栄は昭和初期まで続きました。足袋産業に関わりのある蔵造りの建物がいまも残り、一部は観光の目玉にもなっています。ただ、やはり忍城の城下町という印象が強いですね。街の演出においても、忍城が前面に打ち出されています。私は城をメインテーマに訪問していますので、何となく嬉しかったですね。

Directions-Oshijo.JPG
行田市の観光名所はたくさんありますが、私が散策したエリアは忍城跡から徒歩圏内です。城巡りのついでに足を伸ばしてみることをお勧めします。

Objects-Along-Street.JPG
X-Isuke-20240923.JPG
通り沿いに多数設置されているこんな素敵な童たちが出迎えてくれます。

■訪問:行田市内
[埼玉県行田市行田]本丸 他

----------(追 記)----------

<行田八幡神社>
Gyoda-Hachiman-Shrine-Gate.JPG
行田の総鎮守神社とされるこちらの神社も人気スポットです。忍城主ゆかりの神社として、次の投稿で簡単ではありますがご紹介させて頂きます。


お城巡りランキング

■参考・出典
・高札風説明板「Gyoda Story」
・現地説明板(行田市教育委員会)
・Wikipedia:2024/10/20

タグ:埼玉
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12751588
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
記事ランキング
[アクセスランキング]
  1. 1. 上杉謙信の軍旗 毘沙門天と懸かり乱れ龍
  2. 2. 高岡城のなごり
  3. 3. 刑場近くの橋のなごり 泪橋と思川
  4. 4. 忠臣蔵名シーンの舞台となった坂道(南部坂 雪の別れ)
  5. 5. 高遠城のなごり
  6. 6. 縁切橋跡(行田市) 城主と妻の悲話が伝わる橋
  7. 7. 関東の連れ小便・政宗白装束の舞台 (石垣山城)
  8. 8. 街の中の土塁跡 山形城三ノ丸のなごり
  9. 9. 内匠頭御預かりの田村家のルーツ(田村右京太夫屋敷跡)
  10. 10. 高天神城のなごり
  11. 11. 真田の城 上州沼田城
  12. 12. 金沢城のなごり
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
Isukeさんの画像
Isuke
もともとは無趣味の仕事人間。土日は家でゴロゴロ。本ブログは、そんな男が急に城跡巡りに目覚め、てくてくと歩き始めた記録です。
プロフィール
X (Twitter) Twitter-Isuke.JPG Isuke@shirononagori
最新記事

お城巡りランキングに参加中 [参加させて頂いた雑誌]

アクティブライフ・シリーズ009 クルマで行く 山城さんぽ 100【電子書籍】[ 交通タイムス社 ]

[当サイトお勧め本]

小説 上杉鷹山 全一冊 (集英社文庫(日本)) [ 童門 冬二 ]


感想(39件)