2022年01月11日
酒とたばこは病気の元
父が脳梗塞になった。
父が朝食時に茶碗を持つ左の腕が上がらない、動かない、感覚が無いと言った。
私はこれは脳梗塞ではと疑い、すぐ救急車を呼んで、救急隊員に両手を持って手を放すテストをしてもらい
脳梗塞である可能性が高いのですぐ、専門の病院へ搬送してもらった。
CTとMRI検査でやはり軽い脳梗塞を起こしていたのだった。
医師は早速く血栓を溶かす薬剤を投入して、応急処置を行ってくれた。
その病院の先生から1週間程度の入院が必要と言われたが、
頑固な父は、家に帰りたいの一辺倒でいらだち、子供がだだをこねるように拒否したので
近隣の内科医へ紹介状を書いてもらい。次の日に行った。
近隣の内科医は年齢が80歳くらいのベテラン医師だった。
血圧を3度測り、聴診器で慎重に診断し、血液検査を実施し、胃腸の部分を推してみて異常が無いか入念にしらべた。
その後、問診があった。その問診にわたしも立ち会った。
医師いわく、酒とたばこは命取りになるから脳梗塞患者には厳禁だと父にいった。
父は幸い酒を飲む習慣がない。
ただ、87歳でも1日1箱のタバコをすうのだった。
医師からタバコで脳梗塞が悪化し命にかかわるから禁煙するように言われたが
父は今更、やめられないと譲らない。
そこで、医師は脳梗塞予防の薬を4種類処方して飲ませるようにとのことだった。
たぶんタバコがやめられないと言ったので、2錠くらいタバコの害に有効な薬も処方したのだろう。
その医師は日中は往診もするのだった。
ベテラン医師は酒とたばこが多くの病気のリスクとなり、多くの患者を診て、多くの患者の死をみとり
知ってるのだろう。
酒はほどほどとか当たり前で、本当は酒は多くの病気の元で寿命を短くすることを経験と臨床で知っているのだろう。
酒は百薬の長というのは嘘だと知っており、ましてやタバコは百害あって一利なしを良く知っている。
posted by kobu at 12:00| 禁煙成功体験と離脱症状
2021年10月28日
禁煙成功、やめてよかった
私は7年前に禁煙外来に通院し、禁煙に成功してもう7年以上になる。
私がタバコをやめたかった理由はいくつかあるが、
タバコを吸わない人からすると口臭や服についた匂いが嫌われるし,
特に私の場合、客先に出向き打ち合わせや折衝をする際には致命的であった。
仕事の最中にタバコを吸うために屋外に出たり入ったりすることは時間のロスだったり、
やめよう、やめようと思い。3日禁煙しては失敗するなどを何度も繰り返した。
そこまでしてタバコの快楽を捨てなくてはいけないと決意したのは、
いとこと友人が肺気腫で動けなくなったことだった。
そのいとこは現在60歳を過ぎたが、先日訪れると肺気腫の症状が更に悪化し、
布団の周りは痰を吐いたティッシュペーパーが散らばっていた。
肺気腫になると息切れして酸素不足になり50mもろくに歩けなくのだ。
自宅から出ることは、月に一度、通院している病院に行くときだけという楽しみに乏しい悲しい人生となり、
私も大変悲しく残念に思った。
そのいとこは私が小さいころ、よく遊んでくれた気の良いお兄さんだった。
だから、私はそのお兄さんのためにも禁煙してお兄さんの分まで人生を充実して生きることが必要だと強く思った。
このまま私もタバコを吸い続けたら、自分の寿命をじちめると思った。
人は自分に喫煙などの悪癖があって、他人にやめた方が良いといわれても
自分でやめようと強い意志が継続しなければだめだと思う。
自分自身で気づいて、ある一定期間は本気になる必要がある。
その時、悪癖にはつきものの快楽と決別する強い信念と勇気が必要だと思う。
勇気とは瞬間的な心の動きだが、信念というのは継続した強い意志だと思う。
よって、辞めようと思ったら瞬間的な強い勇気で絶ち、強い意志を継続するということだと思う。
禁煙程度のことで大げさなようだが、タバコを吸ったことがある人ならわかるだろう。
でも、私のような25年近く喫煙を続けた人間さえ、つらいのは1か月程度でそれから少しずつ離脱症状が治まってゆく。
禁煙日数が増すことで離脱症状がひどくなるのは2週間程度までだ。
その後3か月程度までは喫煙したいという衝動が時々強くでる、精神的な欲求がほとんどだ。
つまり、自分に勝てれば禁煙は成功する。
私は禁煙外来でニコチンパッチによる方法と薬を飲む方法のうち、
ニコチンパッチを貼る方法を選択し、強い意志でそれを乗り越えた。
ニコチンパッチは月を経るごとに直径が小さくなってゆく。
禁煙は人それぞれ、私のようにきつく感じる人もいれば、それほど苦しく感じないでやめれたという人もいる。
でも、多くの人がやめるきっかけになるのは健康への心配が増大する自覚体験だろう。
禁煙し始めて6か月くらいまでは、時々、無性にタバコが吸いたくなる衝動が起きた記憶がある。
それとどうしても口寂しくなり間食をしたり、以前はあまり飲まなかったウイスキーなどを帰宅後に飲むことが増えた。
それは、たばこをやめると喉までが喫煙時のような刺激を欲しがるためだと思われる。
今思うに、どうして自分はあのような衝動や欲求があったのかと疑問に思うほどである。
禁煙をはじめて1年ほど経過した頃には、タバコを吸いたいと思うことは全くなくなり現在に至る。
食欲増進の欲求も喉の刺激のためのお酒も飲みたいと思わなくなった。
タバコをやめた関係で、起床が楽にできるようになったし、
睡眠時間が1時間半ほど短くて済むようになった。
年齢の割に頭脳明晰になったように感じる。
それと、喫煙時は腕や肩こり、冬場に手足が冷えるなどの症状があったが今はあまりでなくなった。
それはタバコを吸うと毛細血管まで収縮するためにそうなるのだろう。
なにせ、細胞にとっては酸素不足の状態になるわけだから、体に良いわけがない。
覚醒剤と同じでニコチン経由で興奮系覚醒物質ドーパミンを快感神経で増やして、快感や満足感を得ているだけだ。
覚せい剤などは一時的にやめてもまた繰り返すというが、
たばこをやめた周囲の人々、それと私の経験上、やめて1年以上も経過すれば、再度煙草を吸うことは少ないと思う。
それも、中年以降の人間になれば、自分の体が老化して体力がなくなってゆくことをまざまざと自覚せざる得ないため、
健康にはどうしても気を使うようになる世代は再度喫煙に走ることはほぼまれであると感じる。
タバコをやめて間もないころは何か物足りなく、楽しさが減ったように感じるが、
慣れてしまえばそのような感覚は失せ、人生の中でのささやかなことでも楽しさが見つかるものである。
もっと若いころにタバコをやめるべきだった。
過去の私は愚かであったが、今の私は賢い。
自分の失敗を顧みることができる部類の人は多くの失敗を重ね年齢を経ることに賢くなり、
また人間的にも人生も充実してくると思う。
今年も、国会でタバコの値段を1箱1000円にする法案が提出されたり、官公庁での屋内喫煙禁止などを取り入れる官公庁や自治体も増えたと聞く、
昨年4月健康増進法が改正されて、役所や駅、食事の場所など人が多く集まる場所での喫煙は禁止になった。
コロナ感染症でも喫煙者は重症化リスクが大きい。
受動喫煙のリスクがクローズアップされるなど、社会的な流れでタバコに対する包囲網がさらに狭まってきた
私はよい時期にタバコをやめられたと思う。
今でも遅くない。
自分の健康のためと他人に迷惑なタバコをやめよう。
posted by kobu at 09:00| 禁煙成功体験と離脱症状
2021年10月02日
喫煙者にはきつい10月1日からのタバコの値段
10月1日からたばこ税が増税された関係で、500円程度だったタバコが540や600円になった。
7年前に禁煙外来でタバコをやめて本当に良かったと思っている。
ところで日本でのタバコによる税収は2兆円程度だそうだ。
タバコの税率は6割を占め、そのうち、国税部分と地方税部分がある。
例えば1箱540円のたばこのうち6割である330円が税金で占めらている
私は7年前までマイルドセブン1mgを吸っていたが、1日2箱弱だった。
今だと1日1000円をタバコ代として使用していることになっていただろう。
7年間タバコを吸っていないわけだから、
1000円×365日=1年で36万5000円。
それで7年吸っていないので255万5千円の計算だが損失を防いだことになる。
ただ、タバコを吸っているとコンビニなどでコーヒーなどの飲み物など他の商品を「ついで買い」してしまうため
タバコを吸うことでもっと余分なお金がかかってしまうことも防げた。
これはあくまで金銭的なことのみだが、
タバコをやめて、風邪がひきにくくなった。
仕事での疲れが取れやすくなった。
睡眠時間が1時間程度少なくとも平気になった。
肌の老化速度が遅れた。
タバコを吸う頻度が少ない女性や上役から仕事などでも好印象を持たれるようになった。
タバコをやめてメリットが大変大きいと思う。
コロナ感染症でも喫煙者の重症化リスクは明らかだ。
たばこをやめて本当によかった。
しかし、タバコ喫煙者は地方税にも1兆円程度、国にも1兆円程度、税収確保に寄与しているのは皮肉である。
posted by kobu at 00:00| 禁煙成功体験と離脱症状
2021年04月26日
過去に何度も禁煙に失敗したが、最後は成功する
このブログを読んでおわかりのとおり、もう少しで禁煙して6年半になり、
この間、1本のタバコも吸っていないので禁煙は成功と言える。
しかし、このブログの2010年頃の記事を見ていただければわかるが、
10年前に、いずれも1週間から2週間程度で2度ほど禁煙にチャレンジし、2度失敗している。
タバコを吸い始めたのは20歳からだが、それから何度も失敗をしてきた。
長くて半年禁煙した経験があったが、仕事などで「ほっと」した後や飲酒の際や
食後に無性にタバコが吸いたくなり、何度も禁煙失敗を繰り返してきた。
10年前の禁煙失敗はその際のその日その日の離脱症状は過去の禁煙の記事を見ていただければわかるとおりだ。
今、思うに過去に何度も失敗したが、本当に禁煙して良かったと思う。
禁煙して良かった事柄はこのブログカテゴリーの禁煙成功で過去の記事を読んでいただければ
いろいろと書いており、禁煙の参考になると思います。
タバコをやめてマイナスだったことは一つもなく、プラスのことがはるかに多かったです。
ファンブログ
posted by kobu at 07:00| 禁煙成功体験と離脱症状
2021年04月02日
健康増進法改正から1年
私はタバコをやめて6年以上になる。
過去に禁煙に何度も失敗し、最後は禁煙外来でタバコをやめることができた。
タバコをやめた動機理由はいくつかあったが、当時50代半ばの年上の従兄が
肺気腫で失業したことが大きかったと思う。
肺気腫になると100m歩く程度の運動でも息切れして動けなくなる。
そうなれば、仕事はもうできない。
その後、従兄は失業して収入を得ることができなくなり、その後生活保護へ転落した。
生活保護を受けていたころに、生活保護での様々な制限の話を聞いた。
田舎なのに自家用車の所有は許されない、生命保険など入れない、
ローンを組んだり銀行などはお金を貸してくれない、葬儀も普通のお金がかかる葬儀はできない。
生活のために必要な家電製品を購入する程度までしか貯金が許されない、
医者はただだが、田舎で自動車が使えないから交通手段などなく、歯医者に行けず歯はボロボロだ
などなど、生活保護になるとさまざまな支障が生じるのである。
また、生活保護を受け続けるのに、定期的に生活保護の役人が訪れて確認され、
病気でも仕事に就くように促されるなど、維持手続きなど大変なのだそうだ。
今は年金支給年齢に達して年金生活になっているようだ。
私の世代は65歳にならないと年金が支給されない。
いや、今でさえ改正高齢者雇用安定法で70歳まで働くことが推奨されているから、
私が年金を貰う頃には、年金支給年齢が70歳程度に引き上げられる可能性が高い。
そうなれば、是が非でも健康で働き続ける必要がある。
昨年、健康増進法が改正されて、飲食店や公共の場所での喫煙はほぼできなくなったそうだ。
喫煙にとってますます、包囲網が狭まってきた中で、自分はタバコをやめて正解だったと思う。
喫煙は肺癌、咽頭癌、消化器系の癌、膀胱がん、そのた多くの癌のリスクを格段高くする。
日本人の死因の第一位は癌による死であり、癌で死ぬまで、多くの場合多大な苦痛を味わうことになる。
健康で働き、年金を貰うまで持ちこたえるためにも、タバコは止めるべきだと思う。
どうして私たちが70歳程度まで働かなくてはいけないのかを考えると、
それは昨年での国の借金(国際債務残高)が1200兆円もあり、
年金や医療費、介護費などの社会保障費は平成の初めには
年間10兆円ほどだったが、高齢化社会が進展してきた平成23年には30兆円を超え
現在は年間35兆円までとなり、更に高齢者人口はこれから19年後の2040年に
最大になると予測されているわけだから、社会保障費は更に膨らんでゆく、
その一方で、バブルの頃の税収は60兆円程度だったが、バブルが崩壊すると平成9年ごろは税収が
50兆円以下となり、平成23年の民主党政権の頃は38兆円まで落ち込み、
安倍内閣でいったん税収が57兆円まで回復したものの、今度はコロナで税収減である。
一口で言えば、国も財政的に大変苦しいために、
高齢まで働く側、納税側でいてもらわないと国の財政が成り立たないという理由だろう。
国民としては社会保障費の医療費負担となる不健康の原因の一つであるタバコは止めるべきだと思う。
ただ、歳出を減らす観点から、
75歳以上でも高い年金を貰っている人は医療保険料を1割負担ではなく、3割負担にするなど必要だと思う。
例えば、会社経営者や会社役員で高い収入がある人や国会議員や県議、公務員の年金受給者は
収入や年金額が高いわけだから、年金額の低い一般国民よりも多く医療負担を3割とかにする方法もあると思う。
私の両親のように基礎年金しかもらえない低年金者は振り込め詐欺などにひっかからないのだ。
なぜなら、生活に余裕がなく、貯金などないから、息子と称する者が事故を起こして
お金が必要だと言われて、お金を都合することはできないのだ。
posted by kobu at 00:00| 禁煙成功体験と離脱症状