アフィリエイト広告を利用しています

自分の価値観を押し付けない

介護の現場で難しいのは、自分の価値観を押し付けないことが、なかなか出来そうで、出来ない。
例えば、食事介助の場面で、お粥とおかずをスプーンにのせて食事介助をしたら同僚職員から怒られた。
不味くなる。と。
お粥はお粥。おかずはおかずで食べさせなさい。
利用者さんの気持ちを考えて!
と怒られた。
しかし、お粥はお粥で食事介助をすると、食事がすすまない。
私の感覚とすると、お粥だけ食べてもおいしくないと思う。
これは、私の感覚にしか過ぎない。
利用者さんがどちらを好むかを評価する必要がある。
こちらの価値観ではなく、やってみたらこうなった。と評価して判断することが大事なことである。
これが介護の難しい点で、こちら側の価値観ではなく、その人を知り、その方にとってより良く過ごしてもらうことを考えなくてはならない。

訪問介護 利用者さんが打ち明けてくれた

80代女性の利用者さんと話をした。
実は私は、養子だったと打ち明けてくれた。
だから愛情もなく育てられた。
学校に持っていく弁当は、サツマイモ。
あとは畑でもいだトマトの時もあった。
裕福な子供はあの当時鮭弁当を持って来ていた。
あれが食べたくてね。
としみじみおっしゃる。
私では想像出来ない色々な出来事を体験したのだと思う。
利用者さんが、こんことを他人に話すとは思わなかったが話すだけでも気分が違うわね。とおっしゃってくれる。
私も話してくれて嬉しかった。
    >>次へ
プロフィール

のぶ1969
仕事のことや、様々なことを書いています。気軽に見て下さい。
リンク集
<< 2016年12月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント