2019年01月11日
奈良通への道 1-05-06
05- VI.
奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。
(63)『古事記』に倭建命の国しのび歌「命の またけむ人は たたみこも ( )の山のくまかしが葉をうずにさせ その子」が見える。この歌の( )内に入る地名はどれか。
ア.平群
イ.生駒
ウ.巨勢
エ.畝傍
答え
ア
(64)「秋されば 春日の山の 黄葉見る 奈良の都の 荒るらく惜しも」(『万葉集』巻8-1604)が詠まれ た時代背景はどれか。
ア.恭仁京遷都後の平城京の荒廃
イ.長屋王の変と政局の混乱
ウ.農民一揆
エ.天然痘流行による社会の混乱
答え
ア
(65)「佐保川の 清き川原に 鳴く( ) かはづと二つ 忘れかねつも」(『万葉集』巻7-1123)の ( )内に入る鳥はどれか。
ア.雀
イ.川鵜
ウ.千鳥
エ.雲雀
答え
ウ
(66)~(67)枕詞に関する次の説明文のうち、( )内に入るべき言葉を下の語群から選べ。
今日でも頻繁に使われる「あをによし」は奈良にかかる枕詞であるが、「うまさけ」は( 66 ) に、「こもりくの」は( 67 )にかかる枕詞であり、それぞれの歴史や風土を物語る。
(66)
ア.佐保
イ.三輪
ウ.布留
エ.佐紀
答え
イ
(67)
ア.都祁
イ.宇陀
ウ.信貴
エ.泊瀬
答え
エ
(68)『古今和歌集』に収められた「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」 の歌は誰が詠んだものか。
ア.伊勢大輔
イ.在原業平
ウ.喜撰法師
エ.西行法師
答え
イ
(69) 奈良を愛し、奈良の歌を多く詠んだ会津八一の歌集はどれか。
ア.『夢殿』
イ.『縄文紀』
ウ.『鹿鳴集』
エ.『みだれ髪』
答え
ウ
(70) 唐招提寺や法隆寺について書かれた和辻哲郎の著書はどれか。
ア.『邂逅』
イ.『大和古寺風物誌』
ウ.『やまとしうるはし』
エ.『古寺巡礼』
答え
エ
(71) 古典文学や芸能の題名とゆかりの地の組み合わせが誤っているのはどれか。
ア.浄瑠璃『義経千本桜』と吉野山
イ.能楽『百万』と西大寺
ウ.能楽『雲雀山』と中宮寺
エ.浄瑠璃『冥途の飛脚』と新口
答え
ウ
(72) 芭蕉が詠んだ俳句のうち、句と詠んだ場所の組み合わせが誤っているのはどれか。
ア.「綿弓や 琵琶になぐさむ 竹の奥」と暗峠
イ.「若葉して 御目の雫 拭はばや」と唐招提寺
ウ.「春の夜や 籠り人床し 堂の隅」と長谷寺
エ.「露とくとく 試に浮世 すすがばや」と吉野山苔清水
答え
ア
By やまと まほろば通信
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