2020年07月12日
奈良通1級 第14回 02
1-14
II.
奈良県の歴史に関することがらについて、最も適当なものを選びなさい。
(10)大掛かりな石垣築造など大土木工事を行い、『日本書紀』に「時の人の謗りて曰はく、狂心の渠。功夫を損し費やすこと、三万余。」と書かれているのは誰か。
ア.天智天皇
イ.斉明天皇
ウ.崇峻天皇
エ.蘇我馬子
答え
イ
(11)『大安寺伽藍縁起并流記資財帳』に見える大安寺前身寺院の記述順序を示したものはどれか。
ア.高市大寺 → 百済大寺 → 大官大寺
イ.百済大寺 → 高市大寺 → 大官大寺
ウ.百済大寺 → 大官大寺 → 高市大寺
エ.大官大寺 → 高市大寺 → 百済大寺
答え
イ
(12)聖武天皇の生母で、天平勝宝 6 年(754)に世を去り、佐保山西陵に葬られた女性は誰か。
ア.藤原宮子
イ.県犬養三千代
ウ.阿倍内親王
エ.安宿媛
答え
ア
(13)天平勝宝 4 年(752)、東大寺大仏の開眼供養の際に開眼師を務めた外国人僧侶は誰か。
ア.行心
イ.仏哲
ウ.道璿
エ.菩提僊那
答え
エ
行心(ぎょうしん/こうじん、生没年不詳)
飛鳥時代の僧。新羅からの渡来人。
仏哲(ぶってつ、生没年不詳)
奈良時代の渡来僧。仏徹とも。
道璿(どうせん)
702年(長安2年) - 760年5月7日(天平宝字4年4月18日))
中国唐代の僧
菩提僊那(ぼだいせんな)
704年 - 天平宝字4年2月25日〈760年3月16日〉
奈良時代の渡来僧
唐に滞在中に日本僧の招請を受けて開元24年 / 天平8年(736年)に訪日。天平勝宝4年(752年)に東大寺大仏殿の開眼供養法会で婆羅門僧正として導師を務めた。弟子の修栄が撰した『南天竺婆羅門僧正碑』・『東大寺要録』中の「大安寺菩提伝来記」に伝記が残されている。
(14)長元 4 年(1031)に興福寺の東金堂と塔の落慶法要に参列した摂関家の人物は誰か。
ア.藤原道長
イ.藤原兼家
ウ.藤原頼通
エ.藤原時平
答え
ウ
(15)平安時代末に来日し、東大寺再建のために尽力した中国南宋の工人は誰か。
ア.郭務悰
イ.李密翳
ウ.陳和卿
エ.裴世清
答え
ウ
(16)五條市の榮山寺を行在所とした南朝の天皇は誰か。
ア.光厳天皇
イ.光明天皇
ウ.長慶天皇
エ.後小松天皇
答え
ウ
(17)天理市に遺跡が残る龍王山城を築いたのはどの国人か。
ア.十市氏
イ.筒井氏
ウ.箸尾氏
エ.越智氏
答え
ア
(18)慶応 4 年(1868)1 月、崇徳寺に軟禁され職権を奪われた最後の奈良奉行は誰か。
ア.中坊秀政
イ.溝口信勝
ウ.梶野良材
エ.小俣景徳
答え
エ
By やまと まほろば通信
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