2020年02月21日
奈良通2級 第13回 06
2-13
VI.
奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。
(55) 「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ」(『万葉集』巻1−48)は柿本人麻呂の有名な歌だが、 詠んだのはどこか。
ア.飛火野
イ.宇智野
ウ.飛鳥野
エ.阿騎野
答え
エ
(56) 柿本人麻呂作「山川も よりて仕ふる 神ながら たぎつ河内に 船出せすかも」(『万葉集』巻1−39)の歌はどの宮を讃えたものか。
ア.平城宮
イ.藤原宮
ウ.金刺宮
エ.吉野離宮
答え
エ
(57) 「難波津を 漕ぎ出て見れば 神さぶる ( )高嶺に 雲そたなびく」(『万葉集』巻20−4380)の( )に入る山の名はどれか。
ア.春日
イ.生駒
ウ.三室
エ.畝傍
答え
イ
(58) 「嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり」の歌を詠んだのは誰か。
ア.能因法師
イ.喜撰法師
ウ.良選法師
エ.俊恵法師
答え
ア
(59) 『宇治拾遺物語』に収められた「わらしべ長者」説話の舞台となった寺院はどれか。
ア.室生寺
イ.長谷寺
ウ.東大寺
エ.大安寺
答え
イ
(60) 「若葉して 御目の雫 拭はばや」と詠んだ松尾芭蕉の句碑はどこにあるか。
ア.壷阪寺
イ.新薬師寺
ウ.薬師寺
エ.唐招提寺
答え
エ
(61) 『南京新唱』や『鹿鳴集』などに奈良の歌を数多く残した歌人は誰か。
ア.折口信夫
イ.会津八一
ウ.堀辰雄
エ.吉野秀雄
答え
イ
(62) 大正時代の初めに哲学者の和辻哲郎が、奈良の寺院を訪れて著した作品はどれか。
ア.『斑鳩物語』
イ.『古寺巡礼』
ウ.『大和古寺風物詩』
エ.『吉野葛』
答え
イ
(63) 今の宇陀市で旧制中学に通い、後に推理小説や古代大和を舞台にした小説『天の川の太陽』や『落日の王子』、 またエッセイ『古代史の迷路を歩く』を書いた作家は誰か。
ア.松本清張
イ.高木彬光
ウ.横溝正史
エ.黒岩重吾
答え
エ
By やまと まほろば通信
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