2019年10月14日
奈良通2級 第06回 06
2-6 VI.
奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。
(61)「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ」(『万葉集』巻1−48)は柿本人 麻呂の有名な歌だが、詠んだのはどこか。
ア.飛火野
イ.宇智野
ウ.飛鳥野
エ.阿騎野
答え
エ
(62)「采女の 袖吹き返す 明日香風 ( ) を遠み いたづらに吹く」(『万葉集』巻1―51)の( ) に入る言葉はどれか。
ア.都
イ.大和
ウ.古家
エ.月夜
答え
ア
(63) 『枕草子』の「市は」の段に見える海柘榴市は、現在のどの市町村にあったと考えられているか。
ア.奈良市
イ.天理市
ウ.桜井市
エ.明日香村
答え
ウ
(64) 西行法師が漂泊の途中に庵を結んだ山はどれか。
ア.吉野山
イ.三輪山
ウ.若草山
エ.山上ヶ岳
答え
ア
(65)高取町にある壷阪寺を舞台にした世話物浄瑠璃「壺坂霊験記」に登場する妻と夫の名前の正しい組み合わせはどれか。
ア.梅川・忠兵衛
イ.お紺・孫福斎
ウ.お里・沢市
エ.三勝・半七
答え
ウ
(66) 明治40年(1907)に法隆寺を訪れ、『斑鳩物語』を著したのはだれか。
ア.高浜虚子
イ.志賀直哉
ウ.森鴎外
エ.西条八十
答え
ア
(67) 大正時代の初めに哲学者の和辻哲郎が奈良の寺院などを訪れて著した作品はどれか。
ア.『二月堂の夕』
イ.『古寺巡礼』
ウ.『大和古寺風物誌』
エ.『天平の甍』
答え
イ
(68) 『南京新唱』、『鹿鳴集』などに奈良の歌を数多く残した歌人は誰か。
ア.折口信夫
イ.會津八一
ウ.堀辰雄
エ.吉野秀雄
答え
イ
(69) 役小角を主人公にした壮大な戯曲『役の行者』を著したのはだれか。
ア.坪内逍遥
イ.井上靖
ウ.島村抱月
エ.夏目漱石
答え
ア
(70) 吉野、奥吉野の風景の中に義経や後南朝の伝承が折り込まれた谷崎潤一郎の小説はどれか。
ア.吉野葛
イ.細雪
ウ.千本桜
エ.春琴抄
答え
ア
By やまと まほろば通信
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