2020年06月19日
奈良通1級 第13回 06
1-13-6
VI.奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。
(55) 賣太神社が祭神とする稗田阿礼に関する記述のうち、正しいのはどれか。
ア.『古事記』と『日本書紀』を編集した。
イ.暗誦した言い伝えをまとめたのが『古事記』である。
ウ.『日本書紀』を監修した。
エ.『万葉集』の撰者の一人である。
答え
イ
(56) 『万葉集』に見える奈良県内の地名のうち、奈良市内の地名が占めるおおよその割合はどれか。
ア.約3分の1
イ.約4分の1
ウ.約5分の1
エ.約6分の1
答え
イ
(57) 「年月も いまだ経なくに ( ) 瀬々ゆ渡しし 石橋もなし」
(『万葉集』巻7−1126)の( )に入る川はどれか。
ア.泊瀬川
イ.高見川
ウ.竜田川
エ.明日香川
答え
エ
(58) 元興寺に現れる妖怪退治と不審ケ辻町の町名由来譚などが収録されている書物はどれか。
ア.『日本霊異記』
イ.『御伽草子』
ウ.『徒然草』
エ.『雨月物語』
答え
ア
(59) 古典文学や芸能の題名とゆかりの地の組み合せのうち、誤っているのはどれか。
ア.浄瑠璃『義経千本桜』と吉野山
イ.能楽『百万』と西大寺
ウ.能楽『雲雀山』と中宮寺
エ.浄瑠璃『冥途の飛脚』と新ノ口
答え
ウ
(60) 吉野山で詠んだ松尾芭蕉の句「露とくとく 試に浮世 すすがばや」は、何を踏まえて詠まれた句か。
ア.山辺赤人の歌
イ.役行者の伝説
ウ.空海の教え
エ.西行の歌
答え
エ
(61) 猿沢池畔の宿を舞台に、妖艶な短編小説「紫障子」を書いた作家は誰か。
ア.泉鏡花
イ.志賀直哉
ウ.谷崎潤一郎
エ.夏目漱石
答え
ア
(62) 柳生藩家老小山田氏の屋敷を買い取り、そこで『春の坂道』の構想を練った作家は誰か。
ア.山岡荘八
イ.池波正太郎
ウ.藤沢周平
エ.山本周五郎
答え
ア
(63) 折口信夫の『死者の書』と五木寛之の『風の王国』でともに重要な舞台となるのはどこか。
ア.曽爾高原
イ.吉野川
ウ.二上山
エ.佐紀古墳群
答え
ウ
By やまと まほろば通信
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