2019年09月24日
奈良通2級 第08回 06
2-8 VI.
奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。
(58)〜(59)志貴皇子が詠ったという次の歌の( )に入る言葉はどれか。
「( 58 )の袖吹き返す ( 59 ) 都を遠み いたづらに吹く」
(58)
ア.大君
イ.群臣
ウ.采女
エ.旅人
答え
ウ
(59)
ア.明日香風
イ.この夕
ウ.藤波の
エ.飛火が岡に
答え
ア
(60) 恭仁京に遷都したのち、奈良の都が荒廃したことを嘆いた万葉歌はどれか。
ア.あをによし 寧楽の家には 万代に 我も通はむ 忘ると思ふな
イ.世間を 常なきものと 今そ知る 奈良の都の うつろふ見れば
ウ.あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり
エ.やすみしし 我が大君の 敷きませる 国の中には 都し思ほゆ
答え
イ
(61) 「嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり」の歌を詠んだのは誰か。
ア.能因法師
イ.喜撰法師
ウ.良選法師
エ.俊恵法師
答え
ア
(62) 吉野山の奥深くに庵を結んだ中世の文人は誰か。
ア.藤原定家
イ.西行
ウ.鴨長明
エ.吉田兼好
答え
イ
(63) 『宇治拾遺物語』に収められた「わらしべ長者」説話の舞台となった寺院はどれか。
ア.室生寺
イ.長谷寺
ウ.東大寺
エ.大安寺
答え
イ
(64) 明治40年(1907)に法隆寺を訪れ、『斑鳩物語』を著したのは誰か。
ア.高浜虚子
イ.志賀直哉
ウ.森鷗外
エ.西条八十
答え
ア
(65) 役小角を主人公にした壮大な戯曲『役の行者』を著したのは誰か。
ア.坪内逍遥
イ.幸田露伴
ウ.島村抱月
エ.夏目漱石
答え
ア
(66) 民俗学者の折口信夫によって著された『死者の書』は誰をモデルとしているか。
ア.持統天皇
イ.光明皇后
ウ.額田王
エ.中将姫
答え
エ
(67) 堀辰雄が『大和路 信濃路』の中で「此処こそは私達のギリシアだ」と賞賛した寺院はどれか。
ア.薬師寺
イ.唐招提寺
ウ.秋篠寺
エ.西大寺
答え
イ
(68) 第1回の正倉院展に出展された、黒漆をかけた角型の器物「漆胡樽」をタイトルとする小説の作者は誰か。
ア.松本清張
イ.小林秀雄
ウ.井上靖
エ.五木寛之
答え
イ
By やまと まほろば通信
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