2019年11月04日
奈良通2級 第04回 06
2-4 VI.
奈良県に関連する文学について、最も適当なものをえらびなさい。
(70) 恭仁京に遷都した後に詠まれた、奈良の都の荒廃を嘆いた万葉歌は次のうちどれか。
ア.あをによし 寧楽の家には 万代に 我も通はむ 忘ると思ふな
イ.世間を 常なきものと 今そ知る 奈良の都の うつろふ見れば
ウ.あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり
エ.やすみしし 我が大君の 敷きませる 国の中には 都し思ほゆ
答え
イ
(71) 伊勢大輔が「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな」(『詞花集』)という歌を 詠んだのは何時代のことか。
ア.奈良時代
イ.平安時代
ウ.鎌倉時代
エ.室町時代
答え
イ
(72)『古事記』の編者として知られ、奈良市内の通称トンボ山で墓誌が発見されて実在が確認された人物は誰か。
ア.大伴家持
イ.太安萬侶
ウ.柿本人麻呂
エ.稗田阿礼
答え
イ
(73) 唐招提寺で鑑真和上を偲び、「若葉して御目の雫拭はばや」と詠んだのは誰か。
ア.会津八一
イ.小林一茶
ウ.正岡子規
エ.松尾芭蕉
答え
エ
(74) 大正時代の初めに哲学者の和辻哲郎が奈良の寺院などを訪れて著した作品はどれか。
ア.『斑鳩物語』
イ.『古寺巡礼』
ウ.『大和古寺風物詩』
エ.『吉野葛』
答え
イ
(75) 志賀直哉が大正14 年(1925)から昭和13年(1938)まで過ごしたのは現在のどの市か。
ア.奈良市
イ.生駒市
ウ.天理市
エ.大和郡山市
答え
ア
(76) 高取町にある壺阪寺を舞台にした世話物浄瑠璃「壺坂霊験記」に登場する妻と夫の名前の正しい組み 合わせはどれか。
ア.梅川・忠兵衛
イ.お紺・孫福斎
ウ.お里・沢市
エ.三勝・半七
答え
ウ
(77) 中将姫をモデルとして折口信夫が書いた小説の題名はどれか。
ア.『暗夜行路』
イ.『死者の書』
ウ.『身毒丸』
エ.『奈良』
答え
イ
(78) 井上靖の『天平の甍』に登場する、来日した唐の高僧は誰か。
ア.鑑真
イ.玄奘
ウ.義浄
エ.逸然
答え
ア
By やまと まほろば通信
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