2019年01月08日
奈良通への道 1-10-06
10- VI.
奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。
(57) 「ももづたふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ」
(『万葉集』巻3―416)の背景として正しいのはどれか。
ア.大伯皇女が弟の大津皇子を偲んだ歌。
イ.大津皇子が父の天武天皇を偲んだ歌。
ウ.山辺皇女が夫の大津皇子を偲んだ歌。
エ.大津皇子の辞世の歌。
答え
エ
(58) 賣太神社が祭神とする稗田阿礼に関する記述のうち、正しいのはどれか。
ア.『古事記』と『日本書紀』を編集した。
イ . 暗誦した言い伝えをまとめたのが『古事記』である。
ウ.『日本書紀』を監修した。
エ.『万葉集』の撰者の一人である。
答え
イ
(59) 次の書物のうち、平城京と平城宮の記述が最も多いのはどれか。
ア.『古事記』
イ.『日本書紀』
ウ.『続日本紀』
エ.『日本後紀』
答え
ウ
(60) 『枕草子』の「山は」の段に出てくる山はどれか。
ア.三輪山
イ.香具山
ウ.葛城山
エ.吉野山
答え
ア
(61) 吉野山を詠んだ次の歌のうちで、西行の作でないのはどれか。
ア.吉野山 こずゑの 花を見し日より 心は身にも そはずなりにき
イ.吉野朝の 趾にまゐりて 申すべき 言葉は知らず ただに額づきぬ
ウ.何となく 春になりぬと 聞く日より 心にかかる み吉野の山
エ.滝落つる 吉野の奥の 宮川の 昔を見けん 跡したはばや
答え
イ
(62) 奈良を舞台にした能楽のうち、ゆかりの地が天理市にあるのはどれか。
ア.『野守』
イ.『井筒』
ウ.『玉鬘』
エ.『二人静』
答え
イ
(63) 古典文学や芸能の題名とゆかりの地の組み合せのうち、誤っているのはどれか。
ア.浄瑠璃『義経千本桜』と吉野山
イ.能楽『百万』と西大寺
ウ.能楽『雲雀山』と中宮寺
エ.浄瑠璃『冥途の飛脚』と新ノ口
答え
ウ
(64) 明治時代初めに手向山八幡宮の家系に生まれ、後にすぐれた小説家になったのは誰か。
ア.上司小剣
イ.阿波野青畝
ウ.住井すゑ
エ.志賀直哉
答え
ア
(65) 平成16年(2004)に『介護入門』で第131回芥川賞を受賞した、桜井市出身の作家は誰か。
ア.森見登美彦
イ.牧羊子
ウ.山路麻芸
エ.モブ・ノリオ
答え
エ
> 能楽『雲雀山』
> 上司小剣
> モブ・ノリオ
By やまと まほろば通信
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