大陸生まれの万年青年

　昨日は「成人の日」、茨木市にも着物姿が目立った。昨年より増えたのかな。
帰宅後、調べると二十歳を迎える人の数は平成６年から減り続け、23年には１％を切り、
来年は120万人が心配となる状況。
新たな孫を迎える私の気分か、景気が回復の報道の影響か、現状を誤ったようだ。
景気も明るさは一部に限られ、格差の広がりが心配される。

　そんな時に教育予算の削減、とんでもないと私は思う。
グローバル化により 付加価値の少ない産業は国外に移り、その関連の職種は減少。
残った業種の発達を促し、雇用を支えるには一層の教育が必要だと考える。
技術面は勿論、道徳教育と言えば引っ掛る方もあるが、社会的なマナー教育も含めた
大人の教育。
技術立国は資源小国の宿命だが、守銭奴といわれる国であってはいずれ争いを招く。
タブレットで＜成人＞を見ると「心身ともに成長して、一人前の人間になること。
また、その人。」とある。
国家も、身「技術」と心「社会性」とも成長してこそ、周りから大人と尊敬されるだろう。

それでも成人式に向う若者は輝いて見えた、「おめでとう、たのむぞ」の気分である。