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祇園祭

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 祭は嫌いではないがあまり観に行かぬ。
関西に40年近く住むが祇園祭(前祭)の見学には行った事が無い。
大勢の人に混じるのが嫌なのだ。
それでも今回は祭の準備を二日に渡り観て、御幣まで付けさせてもらったが、
屋根や緞帳、提灯を飾りつけた、完成の姿を確認していない。
妻に誘われ、宵山ならましだろうと出かける。
山鉾10基程見学してから一杯やりながら、6時からの歩行者天国になるのを待つ。
写真上は船鉾、提灯の神聖は伏見の酒。
焼鳥屋も営んでおり、伏見の本店では二度とも1時間程待たされるほどの人気店。
それが昨年、京都大丸の北に支店が開店。待たずにすぐ席に案内される。
明るい店でビールやワインが合いそう。
何時もなら燗酒だが暑さと店の雰囲気で冷酒を久し振りにやる、旨いっ…思わずお替り。

 歩行者天国は始まるとすぐに人人である。
写真中は四条通、左側通行の規制が出ている。
そぞろ歩きと言った情緒は無い。
路地に逸れると、屋台で買った物を呑んだり食べたりしている連中がずらり、
座り込んでいるのも見える。(写真下)
この調子なら本番は凄いやろうな、テロでも起きたら…なんて事を考えながら京都駅まで歩く。
今日も元気、元気。

3日続けて京都 3

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 今日こそは、天を突くような鉾が起き上がるのを観ようと京都へ。
20カ所以上の山鉾が有るので全部は無理、まず月鉾に向かう。

 昨日造った鉾の胴組(骨組み)に横から長い柱を二本取り付ける。
それを梃(てこ)にしてワイヤーで引っ張り、梃を起こしてゆくと胴組は横になる。
写真上が横から差し込んだ梃が上になり、鉾が横になろうとしているところです。
昼食後に再度現地に向かうと、丁度鉾の上に付ける真木(先端に長刀が付く)が四条通の幅いっぱいに出てきた所でした。(写真上から2)
それを胴組に取り付け、上に跳ね上がっていた柱をワイヤーで引き倒し鉾が起き上がりました。起き上がった瞬間には周囲から拍手が巻き起こる、つられて私も。

 写真上から4は鉾を引っ張るワイヤーを取り付ける支柱。
道路に専用の穴が掘られている。道路の両側には大勢の人人人…。
流石祇園祭、祭本番でなくてもこれだけの人を呼ぶ。
鉾建はここだけでは無いのです。全ての鉾に人が集まっています。

 作業はゆっくりと進むので、長刀鉾以外の月鉾、鶏鉾にわとりぼこ、
函谷鉾かんこぼこ、菊水鉾と他所も駆け巡る。
月鉾では、倒したり起こしたりする胴組の上で扇子を持った若衆が
「えぇ〜んやらやぁ〜」との采配で鉾は動く。情緒ある風景である。(写真上から5)
月鉾と鶏鉾に付いている御幣(白い稲妻みたいな紙)皆さんもどうぞと言う事で私らも結びつけに参加。(写真上から6)

 鶏鉾の引き起し時にハプニング、梃にしている2本の柱間に渡した
ワイヤーを受ける支柱がずれたのだ。
写真下はズレた側につっかい棒を取り付けている様子、着物姿の女性も心配そう。
暫くすると台上の若衆の「よいとせ〜」の掛け声とともに無事起立。
拍手と共に我々が取り付けた御幣も鮮やかに見えた。

 昔はワイヤーも縄だったのだろう、引っ張るのも機械でなく人だろう。
100人位だったのかな〜と、帰りは京都駅まで歩く。
本日も1万3千、元気、元気。

3日続けて京都 2

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 昨日に続き今日(10日)も京都へ出向く。

昨年初めて祇園祭を、人込みを避ける為に後祭りを観た。
前祭(さきまつり)は山や鉾が20基以上出るが、後祭りの山鉾巡業は10基である。
どれも見事で1000年の歴史を感じた。
一番驚いたのは真木を立てた鉾は20mあり、天を指していた。(写真左参照)
鉾は先ず土台を作る。それを横に倒し真木、有名な長刀など長物を取り付け、
その後起こしてから飾り物を取り付け完成させるそうだ。

 これは見ものだと前祭の鉾建てを観に出かけたのだが、本日は土台だけで、
倒したり起こしたりは明日との事。(鉾建てとは鉾を造る事)
釘は使わず縄で縛っていく作業を暫く眺めて、帰りに前回見残した御土居見学する。
賀茂川の土手近くにそれらしき姿が残っていた。
今日も2万ぽ歩く、暑さに負け昼間からビール、痛風は気になるが旨かった〜。
(写真右は長刀鉾土台を作っている)
   
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ひろあき
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