| 茨木市にはあちこちで茨木童子が見られる。聞くと平安時代に京を荒らしまわった鬼との事。 何故 茨木市は鬼をシンボルとして描くのか疑問だった。今日 散歩するとその鬼がサンタさん、それも神社をバックに。 そばを通る幼子は指さして喜んでいる。
違和感が童子のいわれを調べさせた。 所説あるが茨木童子は当地で出生。 生まれた時から歯が生え成人の様だった。親を睨める顔も怖く、童子は捨てられる。その後 血の味を覚え酒吞童子に育てられ鬼となったそうだ。 一方、親に捨てられ仲間外れにされても、親や仲間を憎まず。 外面は鬼でも心は優しく、世のために尽くしたとも伝わる。
茨木市は後者を取り、外面で人を判断せず、と教えているのだろう。 呉育ちの私には意外だが、当地の小学校では優しい童子を教えているのだろう。 良い子が育つように。
|