2019年07月25日
妙蓮
折り紙 見事な出来映え思わずパチリ |
先週、守山市近江妙蓮公園へ出かけた。
妙蓮とは蓮の一種で花弁の数が5千枚以上。1週間から20日間ほど咲き続けるそうだ。
普通の蓮は常連と呼び、花弁の数は20枚を越えぬだろうし4日もすれば散ってしまう。
可憐で清々しい花の代表だろう。
それに比べ妙蓮は長ければ20日間も咲き、しかもその間に散る花弁は150枚程、
多くの花弁は散らずに軸に残り枯れていく。しぶとさと美しさを持った花である。
美しさは蕾から咲きはじめがお勧め、咲き切る頃には一部枯れ始め侘しさが漂う。
インドから中国を経てはるばるやって来た珍しい花。
日本では加賀妙蓮(金沢)武蔵野妙蓮(府中市)の三カ所でしか見られぬ様だ。
明治の時代に一度絶えたが68年後の昭和38年に復活、
地元の方々の努力で立派に育っている。
これからも逞しく生きてほしい。