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自覚しよう



 近所にゼフィルスと言う名の喫茶店がある。
昼定食が素晴らしい、5種類程のオカズ、洋食であっても必ず出る豆腐入りの味噌汁も気に入った。食後にはヨーグルトとコーヒーまで付いて税込800円。そんな事で年数度食べに行く。
 先日は社会体験で中学生が実習に来ていた。
一生懸命の姿に好感し、つい話しかけた。
野球部で頑張っている様で、きびきびした動作に納得。
褒めついでにコーヒーの出し方に注意してしまった。
それから一月後に再度昼定を食べに寄ると、待ち構えたように店主が実習生から感想文が届いていると見せてくれた。
しっかりとした文字である、彼は文武両道なのだ。
 初めての経験で緊張していたが、客であるお爺さんに褒められたとある。
そんな爺さんもいるだろうと読み続けると、コーヒーの件も感謝の気持ちで書かれている。
爺さんとは我の事だ…、ビックリ仰天…。
孫以外にジイジと呼ばれたこともなく、その自覚が全くなかったのだ。
店主は無論、周りにいた客も当然ジジイだろうと目が語っている。
年寄りの冷や水と言うではないか、当人が風邪ひくだけならまだ良いが、ブレーキとアクセルを間違え、世間に迷惑をかけている年寄りが増えている、自覚も大切だ。

空中散歩

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 大阪、神戸、東京などでモノレールには何度も乗っている。
今回、懸垂式モノレールに初めて乗った。
前回当地に宿泊したが、下から眺めるだけであった。
今回、友人と鎌倉散策のついでに大船から江の島に向かい二駅乗車。
足下には勿論レールが無い、路上を走る車が見られ、飛行機で低空飛行している様だ。
速度も予想より速く気分爽快。
しかしレールにまたがっていず、吊り下げられているからだろう結構揺れる。
帰りは歩いて大船まで戻った、道路は狭いし結構起伏もある空中を行くメリット大ありと納得。

もうすぐ孫がくる

 1才5か月の孫が木琴を叩くようになったが、バチが無いので木製の積木で叩いている。
バチを作ってやろうと、コーナンを1時間程うろつく。
細い棒と先っちょに付ける球状の物をやっと探し出す。
球に適度な穴を空け、細い丸棒の先に2ミリ程割を入れ、
薄い楔(くさび)を挟み、穴に打ち込めば楔が働き、抜け止めになるだろう。
片方だけでは目を突く恐れがあるので、両端につけよう。
 一週間早くやってくる9才の孫に、これらの原理や理由を説明して作らせよう。
てなことを考えながら帰宅すると、女房に「何か嬉しい事でもあったの」と言われた。
よほどニヤケタ顔で街を歩いていたのだろう、我ながら可笑しく思う。
孫の事を考えるだけで幸福になれるのだから、爺バカと言われても仕方がない。

引き込まれて‥

 図書館で自分好みに捕らわれぬ為、新しく入荷したコーナーから本を選んでいる。
今回紹介する本は、その方針が有ればこそ手にした最たるものだ。
習字はもとより、書とは殆ど縁がない私が選んだ「二重言語国家・日本 国家論」である。
650ページを超える分厚い本で有るが、表紙に題名が記されていない、表裏とも無地だ。
著者は石川九楊、聞いた事がない、誰…。
いかにこの筋に無知であるか分かるであろう。
きっと途中で眠くなり、嫌になり、投げ出すだろうと読み始めた。
ところが妻にからかわれるほど夢中で読み切った。
書と歴史から見た解説で、私には難解な内容だ。
それでも九楊さんの書きっぷりに引き付けられた。
はっきりとした物言いが、私の苦手な内容を解りやすくさせたと思う。

P398の 天皇家の二重言語性 の項で「敬宮 愛子」の書についてを以下に抜粋。
「敬」と「愛」が、どうもどころか相当まずい。活字よりまずい。冗談ではないのです。
歴史的に厳密にやっているようでも、実際には相当壊れてきている…。
おそらく宮内庁の中では能書の人が書いているはずです。かたちを守り、わざわざ毛筆で書いています。形式は残っているけど、実際書く内容たるや、こんなところまで落ちているということです。

 どうです。相手が誰であろうとはっきりと自分の意見を述べています。
残念なことに、書に関して無知な私には説明を読んだ後でも「敬」「愛」のまずさが
ピンときませんが…。
それでも最後まで読み誰かに紹介したい思いになりました。

輝く落葉

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建長寺
12月7(水)鎌倉の建長寺で今年最後の紅葉見物。
落ち葉が見事、観光客もほとんどいない静かな中に輝いていた。
地べたに散って尚この美しさ、まだまだ耄碌(もうろく)するなと励まされる。
こんな景色に感動をする歳となったのだなぁ〜。
今回は33才で新入社員となった私を色々指導してくれた友人夫妻と4人での散策。
お互い定年となり、年に一度ぐらいしか会わぬが、当時を思い出し感謝である。
散策後の一献傾けながらの談笑にも、まだまだ輝きを失わず盛り上がった。
来年も元気での再会を祈る。

呉散策

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 親子共々戦後中国から引揚げ、5歳から高校卒業まで呉市にお世話になる。
両親とも関西の出身で、最期は神戸で一生を終えた。
そんな訳で、今回、高校の同期が呉で集う事となり、久し振りの呉訪問となる。
卒業以来の者も含め20人ばかりが大いに喋り、年甲斐もなくはしゃいだ。
次の日は皆で宮島へ向かうと言うが、私一人呉市内を散策。
私が通った五番町小学校と言う、小説に出てきそうな名前の小学校は廃校。
二河中学校と合併し小中一貫校となり、名前も呉市立中央学園となっていた。
中央…、味も素っ気もない校名である。
最後に訪ねた呉三津田高校は立派な体育館が建ち、校門も立派でバスでも入れそう。
昔通った急な坂道の上の校門も残っており嬉しかった。(写真参照)

 呉と言えば海軍さん。18隻中11隻が呉にあり、日本最大の潜水艦基地だ。
当日は9隻がゆったりと浮んでおり、写真を撮っても逮捕の恐れなし。
潜水艦は海中に潜んでこその威力を発揮する、のどかなものだ。
日本は長引く停滞の中、じわじわと貧富の差が開き、韓国は大混乱の兆し。
米国は個性あふれる新大統領の誕生、株価は急騰。大国中国も陰りが見え始めた。
大きな変動が世界を襲うのか…。
70年続いた平和が崩れぬ事を祈るばかりだ。
戦艦大和の故郷で建造されているのはコンテナ船か?
   
プロフィール

ひろあき
最後の70代、1年1年を楽しみ生きる
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