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10年振りに咲く

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DSC_3231.JPG 母は質素な生活だった。旅行は無論、外食もしない。ただ一つ、狭い庭に花を育てる事が唯一の楽しみだった。
そんな母が亡くなった時、母のただ一人の友人がシンビジウムの花を供えてくれた。
「おばちゃん、おばちゃん」と呼びかけ、よく遊んでもらったのを覚えている。我が家にテレビが無かった時期には、よくテレビを見せてもらい、お菓子をよばれたのを憶えている。
そんな事で頂いた鉢を大切に育てたつもりだが、4年後に一度花を付けた後は一向に蕾も付けぬ。株が増えたので二鉢に分けてベランダのあちこちに位置を替え頑張った。その内の一鉢に昨年末にやっと蕾が付いた。がなかなか花とならぬ。
駄目かも…と思いながらも手当ては怠らなかった。
それが昨日、待望の開花、10年振りに3輪咲いたのだ。今朝起きてみると6輪、全て咲くと10輪となる。
母もおばちゃんも、へたくそがやっと咲かせたと、笑っているだろう。

若者と会話

DSC_3116.JPG 慣れた桜通り散歩道、晴天に恵まれ行く。前方に若いカップルが望遠レンズ付きのカメラを構えている。
近づきカメラの先を眺めると、枯れ枝に白い花がキラキラと揺れている。
よく見るとスズメよりひと一回り小さな鳥が10羽以上枝から枝へと。
鶯かなと思いながら「何の花ですか」と若者に尋ねる。「分かりません、風が強く焦点が定まらない」との返事。
地面を見ると白い実が散らばっている。
カメラに収め、画像検索すると「ナンキンハゼ」と出た。
早速 若者に「花でなくナンキンハゼの実ですよ」と画像検索のやり方と共に知らせる。
お互い暫く青空に向けカメラ、私はスマホを構える。しばらくすると「どうも有難う」と若者挨拶。
「いやいや、貴方がカメラを構えていたので私も気が付いたのです」と答える。
めったに味わえぬ若者との会話が嬉しかった。
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爆喜の春よ来い

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 茅葺屋根を含む古い屋敷が並ぶ細い道を歩いて満開の桜を見つけた。
まだ一月と言うのにと驚き、たまたまそばを行く人に「桜ですよね」と尋ねると
「そうだ」と返事があった。
写真に収め桜大好きの女房に見せると「十月桜だ」と教えてくれた。
なんか明るい気分に浸っていると孫から「高校受験に受かったよ」と電話あり。
エッ…まだ1月と、またもや驚く。
コロナを吹き飛ばす明るい春の訪れの予兆と、喜びが爆発した。

ア〜懐かしい

 大阪市の南に在る我孫子で何時ものマンション内覧会の仕事。
担当の立体駐車場の前で、しこたまカイロを忍ばせ寒さに耐えていると
「雪やこんこんあられやこんこん……猫はこたつで丸くなる」
と元気な歌声が聞こえて来た。見ると小学生の女の子が4人元気よく歌いながら歩いていく。懐かしい歌だと嬉しくなった。この辺の小学校では70年以上前に流行った童謡を今でも教えているのだ。孫の歌う様子を聞いて、ジジババは喜ぶことだろうと思った。
その後、今度はスピーカーから「雪やこんこん」が聞こえて来た。
やがて歌が近づきタンクローリーが現れた。
雪だるまをあしらった明るく彩色された車がマンション前で停車。
しばらくすると、向いの家から婆さんがポリタンクを持って現れた。
灯油の宅配だ。重い荷物を運べぬジジババを喜ばせているのだ。
近所の子供が歌を覚えるほど度々廻っているのだろう。灯油771.jpg

ご褒美

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DSC_3062.JPG 今年最後の仕事日、昨日と打って変わり天気よし、風も微風。
今日はラッキーと仕事に就く、駐車場契約者少なく早くに帰路に就けた。
久し振りに京都を歩こうと、すぐ側に流れる高野川沿いを歩いた。
川端通より河原に降り南に下る、何と対岸に鹿がそれも4匹。野生の鹿が…、何度も京都はぶらついているが初めてだ。
野鳥も結構見られ、寒いのに水の中にジッとエサを狙っている。
空は青空、栴檀の実が金色に輝く、気分爽快。高野橋を過ぎ、下賀茂神社に近づくあたりに亀の形をした飛び石が対岸に続く。若い女性が一人渡ったので、私もと思ったがもしもの事を考え止めた。
写真に飛んでいる鳥を捉えたのが自慢。さらに下り賀茂川と合流地点にも亀石が、こちらは結構渡る人多し。夏場はこんなものではない。交差するのに気を付けねばならぬ、孫も何度も往復したのを思い、岸に上がる。人通りの多い四条通を避け、京都駅に向かう。駅に着いた時はヘトヘト、でも有難い昨日頑張ったご褒美だ、元気で歩けた事に感謝、感謝。

回転寿司

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 時々行く近所の回転寿司。
メニューと共に魚の絵が飾られている。
独特のタッチで気に入った、寿司の旨さも増す。
何時もは客が多いが、平日の1時過ぎで客も少なめだったので
誰が描いたのかと店長に尋ねた。
「私です」との返事、「文字は」と尋ねると、「文字もです」との返事。
「上手いな〜」と褒めると、嬉しそうな顔、益々寿司が旨くなった。
右端の紺色暖簾に店名が書かれています。是非拡大して見下さい。
絵に押された落款も彼の作で、店名が記されています。

360度の眺め

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DSC_2952.JPG 奈良県王寺町に四方を望める展望台があると友が案内してくれた。明神山、標高280mに満たぬ低山なれど、山頂からの眺めは見事。
 北には法隆寺が、と言われたがこの日の天気では確認できなかった。山頂に鉄柱が立ち並ぶ生駒山はすぐにわかる。比叡山もなんとか。
 西には悠久の鐘が吊るされた輪の中に光る瀬戸内海が見える。日曜日で若者も多く、時々鐘の音も聞こえた。
 余りの眺めに南の風景を4枚の写真に収め合成した。中央に見えるのが近畿最高峰の八経ヶ岳(標高1,915m)右に黒っぽく見えるのが二上山、後ろ左右に控えているのが葛城山、金剛山。
晴天の日に双眼鏡持参で明石大橋を・・と考えながら次の目的地、亀の瀬に向かう。

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 今日は朝から雨模様。
時々太陽が見えるが、ベランダでの水やりも寒かった。
昼食後、女房が「おとうさん虹」と叫ぶ。
東ベランダに出ると端から端までしっかり掛かっている。
今まで見たことのない低いアーチで幅も広い。
喜びもつかの間、数分で姿を消した。
今日は虹が見られるのでは…との期待が当たり、万歳の気分。

オオシロカラカサタケ

DSC_2834.JPGオオシロカラカサタケ

 茨木駅から万博公園へのエキスポロードを散歩中、大きなキノコ発見。
結構 車や人が行き交う賑やかな道路に、大きく白色で目立つ。
早速スマホでパチリ。画像検索するとオオシカララサタケと判る。
写真下に添えた5円玉から判断すると直径16センチ。
さわるとふわりと柔らかそう、
美味しそうだが食べると吐き気や下痢を惹き起こす毒キノコだ。

  画像検索を覚え、散歩の楽しさが増えた。いつまでも新しい事に興味を持とう…。

ほっと安らぎを感じた

DSC_2846.JPG 我が家は13階建てのマンション、そこから徒歩5分のところに稲が干されている。この辺りもマンションに混じり戸建ての住居が建つ住宅街だ。
そこに見られた整然と干された稲の姿にホットし、思わず写真を1枚。
学生時代、友人の誘いで稲刈りを経験した事を思い出し、心が安らぐ。
後ろの公園の木も応援しての気分だろうか、それとも日本人には稲に対する贔屓の心が刷り込まれているのだろうか。
コロナで近所をうろつく日々のお陰での発見だ。いつまで続くか知らぬが来年も期待したい。
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プロフィール

ひろあき
最後の70代、1年1年を楽しみ生きる
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