2018年10月18日
中山道
京都三条から中山道を江戸に向かって歩きはじめ、加納まで到達。
関ケ原では、家康が当地で初めて陣を張った桃配山より光成の陣を眺めた。
そこからは大して見どころは残っていない。
しかし名も知れぬ(知らぬのは私だけかも…)寺に気をひかれた。
立派な鐘楼と落ち着いた風情、観光客一人見られぬ。
京都のお寺ではこの感覚は味わいにくい。
小さな祠にもカッコよく後ろにはそれなりの社があり、
こちらも静けさと共に気に入った。
地域の方の精進が良いのか結構手入れが行き届いている。
海外からも含めた観光客のあふれ返った神社仏閣に、ご利益がないとは言わぬが、
(本当は言いたいのだが…)落ち着いた地元のお寺や神社参りも良いと思う。
もう一つは二階の屋根が低い旧家、窓が低いが部屋の中央はそれなりの高さがあるのだろうか。一番右の家にはうだつも見られる。
これがないと見栄えがせぬことから「うだつが上がらぬ」の言葉が出来たそうだ。
中山道は京都三条から江戸日本橋まで69宿、現在17宿目、これからが見どころが増えるのかな。
元気で歩き通せる様に今日も一献。
【旅のたのしみの最新記事】
この記事へのコメント