2018年09月25日
秋を頂く
頂いた立派な栗 そのきっかけとなったイガ。 |
暑さも一段落、中山道歩きを再開。関ケ原から美江寺まで妻と二人連れ。
秋の象徴、彼岸花も今は盛りと咲いている。私の好きなつゆ草も気品を漂わせている。
百日紅、夏に赤い花を見ると余計暑くなりムっとするが、この時期は美しい。
特に白い花は清々しくもある。柿や栗の木にも実りが見られる。
先日、スカイプで3歳の孫に栗の実はイガに包まれていると説明したのだが、
サンプルのイガ栗が小さすぎ、出てきた栗の実はスイカの種より小さかった。
道中に栗は時々落ちているが、無断で採るのはたとえ道路に転がっていようが
私の主義に合わぬ。
そんな事を考え歩いていると、栗の木の下で作業している方に恵まれた。
道端に転がっていた既に茶色くなったイガを一つ摘まみ
「すみませんこれ一つ頂いて良いですか」と声を掛ける。「どうぞ」と二つ返事。
イガのトゲが指に刺さらぬよう注意しながら紙袋に慎重に入れていると
「これもどうぞ」と立派な実を頂く。
有難い事だ。街道歩きをしていると、よく物(果物、お茶、本、等々)を頂く。
古い家並みだけでなく、人情までも健全なのだ。感謝、感謝。
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