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国内初! 生徒と保護者を対象にした『聞き取り困難症』に関する大規模調査

聞こえているのに聞き取れない、聞き間違いが多いなど、聞こえた音声を理解することが困難な『聞き取り困難症』。LiD(Listening difficulties)と呼ばれ、小児から成人まで多くの人が日常生活で困難を感じていると言われます。
大阪公立大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉病態学の阪本 浩一准教授らの研究グループは、6歳から18歳の小中高生743人とその保護者を対象に、LiDを評価する質問紙調査を国内で初めて行いました。
調査の結果、児童生徒のLiDの症状を自覚するスコアは高学年になるにつれ増加することが分かりました。特に、「え?」「なに?」などと聞き返すことが多かったり、騒々しい場所では話し手に注意を向けることが難しい『聴覚的注意』におけるスコアの増加が最も大きいことが明らかになりました。一方で、保護者は児童生徒のLiDの症状を過少に評価する傾向にあり、両者の間には乖離があることも明らかになりました。


https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-09355.html?fbclid=IwAR1HARPQ0Ahd8nquoqNeDB0qJyqiWjrXswXnidKhqIa4bqfdV1kxygPeKrk

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